冷たいからこそ美味しい「冷やしおでん」 レンチンでさっぱりなのに味がしみしみ
かっちゃんねるが紹介する火を使わない「冷やしおでん」が美味。なすとろとろで練り物との相性も抜群。
おでんや鍋物は寒くなってからと思いがちだが、冷たくして食べるおでんもなかなかのもの。そのときに手に入る野菜などを使うとより美味しくなる。今回は、YouTube『かっちゃんねる』で紹介していた「冷やしおでん」を作ってみた。
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■大根ではなくなすで
材料はちくわ2本、さつま揚げ4枚、なす2本、ミニトマト6個。こちらで約2人前だ。おでんというと野菜は大根のイメージがあるが、今回はなすがメイン。調味料は白だしが50ml、オリーブオイル大さじ1と水200mlだけ。
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■レンチンだけで作れる
冷やしおでんなので、鍋を使って煮込んだりはしない。なすはピーラーで皮をむき、軽く表面にオリーブオイル(分量外)を塗ってラップに包んで、電子レンジ600wで3分半加熱する。
ミニトマトはヘタを取り沸騰したお湯に30〜40秒ほど入れると皮がするっとむけるので湯むきしておく。ちくわは3つに斜め切り、さつま揚げは半分にカットして600wで1分加熱する。練り物は加熱しないと味が染みないので、必ずチンしておこう。
なすはバラバラにならないよう上部を少し残して4等分に切る。
具材が浸かるような大きめのタッパーに、白だしとオリーブオイル、水を入れてすべての具材を加える。蓋をして具材と出汁が冷えるまで冷蔵庫で冷やせば完成だ。
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■さっぱり上品な味が食材に染み染み
食材をレンチンして出汁につけただけなのに、味がしっかり染みている。白だしだけだとあっさりしすぎだが、オリーブオイルの香りとコクで満足感のある食べ応え。なすもとろとろで切り込みを入れているから中まで味が付いている。
すぐに作れてひんやり美味しい冷やしおでん。1年中食べたくなる味だった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)