ひろゆき氏、現代では炎上する過去の『サザエさん』に言及 “指摘”に納得の声
西村博之氏が、「現代の価値観」への考えをつづる。過去の『サザエさん』の映像に「思った以上に放送できないレベル」との声も。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が20日、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)で過去に放送されたシーンに言及した。
■過去の『サザエさん』に注目
ひろゆき氏はこの日、「サザエさんの作者が炎上して社会的に抹殺されてもおかしくないのが現代の価値観」とつづってポスト。
昔に放送された同作のワンシーンを収めたYouTube動画を引用した。動画は「【サザエさん】今は絶対に放送できないシーン」といったタイトル。
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■銃を持った男が登場
マスオとワカメが病院を訪れると、中に銃を持った男性がいて2人がビックリ。すると、別室から出てきた看護師と思われる女性が「ハイルヒトラー」と言い、男性が同じ言葉で返事をすると、その看護師は「よし、部屋に戻りなさい」と銃を取り上げた。
恐怖するマスオとワカメに看護師は「すいません、この人(男性)患者なんです」と伝え、銃がおもちゃだったことを明かす。そして、2人が訪れた場所は精神病院だったということが最後に分かった。
ちなみに、ここで登場キャラクターが発言した「ハイルヒトラー」とは、ヨーロッパでのユダヤ人虐殺を扇動したナチスドイツのアドルフ・ヒトラーに忠誠を示す言葉。
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■創作の“切り分け”を「昔はよくできてた」
また、動画にあった別のシーンでは、赤色のペンキを不意に被ってしまった男性が全身血まみれになったように見せられていた。精神病院のシーンも含めて、現在では放送することがはばかられる内容だ。
かつてはこれらの映像が流れていたことにひろゆき氏は「創作は創作という切り分けが昔はよくできてたような」とコメントしている。
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■指摘に納得の声
現代と過去で価値観が変化していると指摘したひろゆき氏のポストには「時代とともに価値観が大きく変わったと思います」「昔はある意味緩かった」「確かに今は昔と違って社会がピリピリしてるんだよね」などと納得の声が上がる。
過去の同作の映像に「今見るとすごく攻めてる」「サザエえぐ(笑)」「思った以上に放送できないレベルだった」と反応するユーザーも見られた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)