岡田彰布監督の阪神タイガースがCSで対戦したくない相手は? 掛布雅之氏が分析
掛布雅之氏が阪神タイガースのCSで「あたりたくない」チームを告白。理由も詳しく解説。
野球解説者の掛布雅之氏が、自身のYouTubeで阪神タイガースのクライマックスシリーズ(CS)で「あたりたくない相手」を語った。
■阪神がCSで「組みやすい相手」は?
掛布氏は阪神のクライマックスシリーズについて「CSを考えたときにね、1番阪神が組みやすいのは、広島には申しわけないんだけど、やっぱり広島かな。甲子園で広島はあんまり勝っていないんだよね」と指摘する。
スタッフが「広島には大竹が7試合で6勝0敗、防御率が0点台」と指摘すると、「切り札がいるんだよな。村上もどこのチームに対しても、結局シーズン防御率が1点台だから、どこが出てきたところで、村上は3点以内にゲームを作ると思うんだよね」 と話す。
そのうえで「大竹は広島に対してそれだけの1年間の数字を残していれば、 阪神からすると、広島の新井監督には申しわけないんだけど、広島が勝ち上がってきてくれたほうが、甲子園では楽に戦えるかなと」と語った。
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■あたりたくないのはDeNA
DeNAについて掛布氏は「横浜がCSの権利を勝ち取れば、バウアーが投げることができれば嫌でしょう。三本柱がいるもん」と指摘。
さらに「このあいだ濱口くんが阪神戦でめちゃくちゃ良いピッチングしたの。それが気になる」とコメントすると、スタッフが「9月17日ですね、村上に投げ勝った」と同調する。
話を聞いた掛布氏は「そうでしょ。もしもCS、横浜が勝ち上がってきたらよ、バウアー・東で来ると思うんだよ、ファーストステージで。阪神の頭に今永か。さもなければバウアー・今永で、阪神に東。こっちが順当かな。東、濱口と左を2枚取っておくと、その次またバウアーが投げられるからね」と語った。
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■広島は投手がもうひとつ
広島の投手起用に掛布氏は「広島が勝ち上がってきたときに、森下くんの状態がそんなに良くないんでしょ。阪神には持ってこないと思うんだよね。森下、大瀬良。このあたりはファーストステージに行く。床田も調子がもう1つだからね」と話す。
そのうえで「ピッチャーの状態とかいろいろ考えると、横浜が1番嫌なんじゃないかな」と語った。
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■巨人は「リリーフ陣が不安」
また逆転CSの可能性を残す巨人には「山崎伊織、赤星、戸郷。菅野もゲームを作れるからね、ここに来てまとまっているんだよ」と指摘する。
一方で抑えの大勢投手らリリーフ陣が不調であることを指摘し「そう考えるとやっぱり横浜が1番阪神からすると、嫌だなと思いますね」と話していた。