松屋グループの「ステーキ屋松」、驚愕のコスパに目を疑う… いい意味で予想を裏切る味
松屋グループの「ステーキ屋松」。サラダバー、スープ付きで驚愕のお値段で…。
大手牛丼チェーン店の一つ、松屋。安くて美味しい牛丼を筆頭に、とんかつの「松のや」、カレーの「マイカリー食堂」と様々な業態で人気を誇る。
そんな松屋、「ステーキ」という分野にも挑戦しているのをご存知だろうか…。
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■松屋がステーキにも進出していた
8月下旬、記者は東京・明大前に新しくできた「みんなの食卓 松屋食堂」を訪れた。松屋、松のや、マイカリー食堂の3つのブランドが一つに集約された「三位一体」の店舗に驚かされた。
「松屋食堂」の2階を見ると、8月28日から松屋グループのステーキ店「ステーキ屋松」がオープンするという張り紙を発見。残念ながら記者が訪れた日はまだ工事中で、中に入れなかった。
ただ、「牛丼の松屋がステーキにも進出しているのか…」と興味をそそられたのだ。
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■最強のコスパに驚き…
「ステーキ屋松」は2019年に東京・三鷹にオープン。その後、下北沢店、吉祥寺店、国分寺店、本郷三丁目店と店舗を拡大。新たに明大前にも進出したのだ。
メニューはステーキ、ハンバーグがメインで、ライスおかわり無料、サラダ・スープバー付き、それでいてお値段は1,000円~1,500円前後とリーズナブル。余談だが、記者は大のステーキ好きで、毎週欠かさず食べる。ステーキ好きとして、松屋グループの「ステーキ屋松」を食さないわけにはいかない。
9月中旬、新しくできた明大前店に足を運んだ。
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■肉は柔らかく、味変も自由自在
今回は店の看板メニューである「松ロースステーキ」(150グラム、サラダバーあり1,000円)を注文。タッチパネルでオーダーしてサラダバーへ。キャベツやコーン、わかめ、ポテトサラダ、キャロットラペと種類豊富で、ドレッシングもにんじんやごまなどから選べる。
サラダを食べていると、ステーキが到着。肉の表面は焼かれていて、中は溶岩石で自分の好きな焼き加減にするスタイルだ。一番小さい150グラムでも中々の厚み。
溶岩石で中に軽く火を通してしていただく。赤身多めながら、柔らかい。スジの固さもなく、程よく脂が乗っていて美味しい。
ソースは卓上に置いてあり、オリジナルソース、オニオンソース、ガーリックソースの3種類。調味料は醤油、わさび、柚子胡椒、おろしにんにく、ブラックペッパー&アンデスの紅塩と豊富だ。
オニオンソースとわさび醤油で食べたが、味変も自由自在なのは嬉しい。
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■いい意味で予想を裏切る味
さすがに、高級ステーキ店には劣るが、1,000円でこの肉のクオリティー、ライス・サラダ・スープ食べ放題なのは安い。以前、記者はサラダーバーが付いたあるステーキチェーン店に行った際、「ステーキ屋松」の倍近い値段にも関わらず、肉が固くてもう一度行こうとは思えなかった。
正直、今回店に行く前も、1,000円前後という値段なら肉はあまり期待できないのでは…と危惧していたが、いい意味で予想を裏切られた。
まだ店舗は都内に限られるが、「ステーキ屋松」を見かけたらぜひ食べてほしい。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)