イタリア料理のプロに聞いた「フレーバーオイルを美味しく味わう一番良い方法」に驚いた
スーパーでよく見かけるようになったフレーバーオイル、美味しい使い方をプロに聞いてみた。
イタリアでは一般的な「フレーバーオイル」。さまざまな素材の香りをオイルに移した、料理に幅広く使えるオイルだが、日本では料理にこだわる人以外なかなか使い道を考えるのが難しい。
最近はスーパーでもBOSCOなどのフレーバーオイル幅広く売られているので、ちょっと興味を持った人も多いだろう。
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■フレーバーオイルを美味しく食べられる使い方
そこで、今回はイタリア料理のプロである、熊本「イルフォルノドーロ」の原田シェフにフレーバーオイルを美味しく食べられる使い方を教えてもらうことに。
料理初心者のためにできるだけ簡単な使い方を! と聞くと、めちゃくちゃ簡単で美味しい使い方を教えてくれた。その方法とは「モッツァレラチーズにかける」こと。さっそくBOSCOの4種のオイルで試してみることにした。
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■バジルとレモンは相性バツグン
まず使った「バジル&オリーブオイル」は、モッツァレラチーズ料理の定番・カプレーゼにもバジルが入っていることから間違いない美味しさ。トマトを加えても良さそうだ。また、バジルはたまにスーパーで売っていないこともあるため、これがあるとそういったときにも重宝しそう。
お次の「レモン&オリーブオイル」は、かなりさわやかな後味になるのでフルーツを加えても良さそう。最近はカプレーゼにも桃やさまざまなフルーツを使ったりすることがあるので、応用がききそうだ。
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■レッドペッパーとガーリックは加熱しても美味しい
お次のレッドペッパーは、辛味があるのでモルタデッラソーセージや食パンと合わせ、ホットサンドを作るときに加えても良さそう。加熱した料理に使うとさらに味わいが深まりそうだ。
最後のローストガーリックは、かなりガーリックの香りが強いのでレッドペッパーと同様にモッツァレラチーズ単体よりも加熱した料理に適していると感じた。トマトとガーリックは相性が良いので、モッツァレラチーズとトマトのパスタに加えると美味しそうだ。
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■最初はモッツァレラチーズにかけて
また、今回原田シェフはシークワーサーの酸を使い仕上げたモッツァレラチーズに、沖縄のフルーツをあしらって、レモンオイルをかけたカプレーゼを作ってくれた。普通のオリーブオイルでも美味しいが、レモンの香りがあると確かに後味が引き締まって最高にウマい。
いろいろな料理に応用できるフレーバーオイル、最初はモッツァレラチーズにかけて、その味を確かめてみてはいかがだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)