直接は言いにくいことも… 約7割が経験している「貸し借り」によるトラブル
人から借りたものは、きちんと返すのが常識なはずなのだが…。
人にものを貸したまま返ってこないことは「借りパク」と呼ばれており、名前がつけられるほどによくある行為なのかもしれない。また貸したものが返ってこないとなると、不快な気持ちになる人が多いだろう。
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■約7割、人に貸したまま返ってこない
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女780名を対象に「ものの貸し借り」に関する意識調査を実施したところ、全体で75.9%の人が「人に貸したまま返ってこなかったものがある」と回答した。
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■若い世代では少なく
性年代別では、すべての年代で男性の割合が高くなっている。
また10〜20代の若い世代は、他と比べて少なくなっているのも印象的だ。貸して返ってこないものの代表ともいえる本やCDなどを、若い世代はやり取りする機会がほとんどないのが一因なのかもしれない。
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■ゲームソフトを友達に貸して
子供の頃にゲームを返してもらえなかった40代男性は、「子供の、友達にゲームソフトを貸して返ってこなかったんですね。さすがに高額なものなので何度も『返して』と伝えたのですが、最終的には『なくしてしまった』と言われて…。そんなこともあったからか、今でも人にものを貸すのは好きではありません」と思いを語る。
しかし自分も本を返さなかった経験があるようで、「会社の人から頼んでもいないのに、ビジネス書を数冊ほど貸されたんですね。それらの本を興味がないので放置してしまい、そのままどんどんと時間が経っていきました。そしてその人がいきなり転職したために、とうとうその本を返さないままになってしまったんです」とも話していた。
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■ゲーム機を10年ぶりに返す
ネットユーザーからは、「アイロンを妹に借りパクされていたので、部屋に不法侵入して取り返しました」や「YouTubeで若いときに聞いていた曲流していたら、CD借りパクされた記憶蘇ってきたよ」など貸したのに返ってこなかったエピソードが。
一方で、「1カ月くらい母のビューラー借りパクしているんだけど、いつ気付くんだろう? 普通にメイクしているはずなんだけどな」や「コミュ障ワイ、幼なじみに借りパクしていたゲーム機を幼なじみのお父さんに10年越しに返す」など自分が返さなかった人の投稿もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女780名