杏、『世界遺産』で新コーナーを担当 パリ・セーヌ川河岸のスポットをめぐる

毎週日曜午後6時から放送中の『世界遺産』では、ナレーター・杏による新コーナーが15日から始動。パリの世界遺産をめぐり、魅力を伝える。

2023/10/11 16:00



■ノートルダムの今

2019年に大規模な火災に遭い、尖塔などが焼け落ちてしまったノートルダム大聖堂。2024年までの再開を目指しており、建築当初と同じ木材や石材を使い、同じ工法で建て直すという。

修復の現場を間近で見たは、「修復中だからこそ、近くで見られるというゾーンもたくさんありました。今までもこれからも見られないものだと思うので、映像にも残せてよかったなと思います」とコメント。

また、火災の煤(すす)で汚れてしまったステンドグラスを洗浄する工房では、中世のステンドグラスの作り方を体験する。そのほか、焼け落ちた尖塔から助け出された雄鶏の像や、奇跡的に無傷で見つかった聖母子像なども取り上げる。


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■「本当に貴重な機会をいただきました」

ナレーターを務める杏からのコメントがこちら。

杏:番組のナレーターを数年やっていて、じつはまだパリの世界遺産をナレーションで紹介したことがなかったので、少しずつみなさまにパリの魅力を見ていただきたいです。ナレーター自身が世界遺産を回っていくことで、親しみを持って味わっていただけるのではないかなと思います。


普段はなかなか入れないような場所に入れていただけたので、本当に貴重な機会をいただきました。そして、パリの街にはまだまだ数えきれないくらいの歴史や美術が詰まっているので、これから私も少しずつ学んでいきながらこの街を楽しんでいきたいです。


数百年経つものが当たり前に残せていることが世界遺産の魅力ですし、これからもきっと残していかなければいけないという使命を、パリの人たちは背負っているんだと思うと重みを感じます。


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■「色んな発見があり不安も吹き飛びました」

プロデューサーの堤慶太氏とディレクターの田口亮氏からもコメントが届いた。

堤氏:毎週ひとつの世界遺産を紹介するという基本は変えず、連続してパリの世界遺産を伝える新コーナーをプラスする番組構成になります。


コーナーのテーマにした「パリのセーヌ河岸」は広い地域が世界遺産に指定されていて、いくつもの建物や場所が含まれています。そのため、連続シリーズで取り上げるにはぴったりの世界遺産だと思います。


私たちも知らなかった世界遺産の建物、「知られざるパリの世界遺産」も登場するのでご期待ください。

田口氏:とても広範囲で多岐にわたる世界遺産なので、杏さんとどこをめぐるべきか非常に悩みました。しかし実際にロケをしてみると、彼女の目線を通して色んな発見があり不安も吹き飛びました。


そして杏さんが現場に立つだけで、映像が引き立って美しい! 番組『世界遺産』の新しい試みをお楽しみいただければと思います。

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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ

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