ジャニーズ会見は「仕組まれた会見」? 鈴木エイト氏が違和感を覚えた“ある人物”の言動
ジャニーズ事務所の会見で“NGリスト”に名前の挙がった鈴木エイト氏が、会見にまつわる疑問に言及。違和感を覚えた点について明かしている。
ジャーナリスト・鈴木エイト氏が、12日に更新された弁護士・細野敦氏の公式YouTubeチャンネル『細野弁護士チャンネル』に出演。ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、今月2日に行われた同事務所の会見に関する“違和感”について明かした。
■“指名NGリスト”に掲載
今月2日の会見をめぐっては、出席した記者の“指名NGリスト”の存在が明らかに。NGリストに自身の名前が挙げられていた鈴木氏は、会見で罵声を浴びせて場を荒らしていた人物がいたとして、この人物がメディア関係者ではない可能性を示唆していた。
動画の中でも、細野氏が「かなり仕組まれた会見だったと思いました」と話すと、鈴木氏も、罵声を浴びせていた人物について説明。
「記者っぽくなくて、手も挙げていないんですよ。ただ『ちゃんと捌けよ』とか『回せよ』みたいな、声を荒らげてわざと場を荒れさせているような人がいて。その人は仕込みじゃないかなと思ってて。紛糾させて時間稼ぎじゃないですけど…荒れたことによって進行が悪くなった」と振り返る。
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■「なんか変な仕込みがありそうな…」
さらに、「仕切りもすごい悪かったんですよ」と、司会を担当した元NHKアナウンサーの松本和也氏に言及。
「大きな会社で、実績もある司会者がやるにしては、なんでこんなに仕切らないんだろうと。全部放置してる感じで。より多くの人に当てよう、という感じがなくて…。なんか変な仕込みがありそうな会見だったなって。当日も違和感を覚えてはいたんですけれども」と語った。
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■“NG”と“OK”を混同した?
NGリストの発覚後、松本氏はリストには沿わなかったと説明。会見中に発した「顔を覚えられなくなってきました」という発言は、一度指名した人を再度当てないように、顔を覚えておかなければならなかったためと主張していた。
しかし、鈴木氏は「現場で聞いたとき、僕もそう思ったんですよ。でもよく考えてみたら、一度(手を)挙げて指された人は、その後、挙げていないんですよね。なんかそれも(松本氏の主張は)変だなと」と指摘。
“NG”の記者の中に指名された人がいたため、松本氏がNGリストと“指名OKリスト”の人物を混同してしまった可能性に触れて、「そう考えたほうが辻褄が合うんじゃないかなと思いました」と話していた。