草彅剛、朝ドラ『ブギウギ』役柄に因縁? ジャニー喜多川氏と「縁がめちゃくちゃ深い」元文春記者が激白
草彅剛が朝ドラ『ブギウギ』で演じている役柄について「因縁めいたものを感じる」と『週刊文春』元記者。さらにドラマのクライマックスシーンでは「ジャニー喜多川氏らしき」登場人物を描くのかも指摘が…。
『週刊文春』の元記者でジャーナリストの赤石晋一郎氏と、同じく元記者でノンフィクションライターの甚野博則氏が、17日に更新されたYouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』に出演。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、草彅剛が演じている役柄をめぐり、スマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)の創業者・ジャニー喜多川氏との関係について解説した。
■作曲家の羽鳥善一役
女優・趣里主演の『ブギウギ』は、戦後に「ブギの女王」と呼ばれた歌手・笠置シヅ子をモデルに、歌が好きな大阪の銭湯の看板娘・花田鈴子が苦難を乗り越え、スターへと駆け上がる姿を描く。
同作で草彅が演じているのは、作曲家の羽鳥善一。鈴子の才能にほれ込み、一流の歌手へと成長させるという重要な役どころで、草彅にとっては初の朝ドラ出演となる。
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■モデルと「縁がめちゃくちゃ深い」
羽鳥のモデルは、「東京ブギウギ」や「銀座カンカン娘」、「青い山脈」など数々の国民的ヒット曲を手がけ、後に国民栄誉賞を授与された作曲家・服部良一さんだが、赤石氏は、「服部さんはジャニー喜多川さんと縁がめちゃくちゃ深い人」と明かす。
米軍や大使館で勤務していたジャニー氏は、服部さんらがアメリカ公演をする際に通訳やコーディネーターを務めたことで接点を持ち、ショービジネスの世界へ。日本に帰国後、服部さんの人脈を使って芸能界での足場を築いていったという。
『ブギウギ』でも、クライマックスの1つとして米国公演が描かれる予定だが、赤石氏は「そこでジャニー喜多川氏らしき人が出てくるのかどうか」と指摘。「男性で出てくるのか、女性で出てくるのか、そもそも出てこないのか…」と予想した。
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■「因縁めいた感じ」
さらに赤石氏は、ジャニー氏の性加害問題をめぐって、服部さんの次男・服部吉次氏が70年前にジャニー氏からの性的被害を受けていたと告白したことに触れ、「この事件と深いつながりがやはりある。服部家自体と。それを、服部さんの役を草彅くんが演じるというのも、また何というか因縁めいた感じもある」と語る。
「朝ドラ自体は、1~2年前から決まっていたと思う」としつつ、「この10月のタイミングで始まるというのも、ビックリ仰天じゃないですか」と話した。
甚野氏も、「芸能界の裏話とか、そういうのをドラマとかで描こうとすると、結局ジャニー氏に近くなっちゃう。ここまで影響力があったわけだから。これ(朝ドラ)に限らずね」とうなずいていた。
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■「微妙なライン」「与えられた役を演じるだけ」
コメント欄では、視聴者から「草彅さんが服部さん役やるとはすごいですね」「この配役は私も気になってました…何か微妙なラインですよね~。アウトとまでは言えないし…」「名前は社名から抹消しようと何かのカタチであちこちで出現しそうですね」といった声が。
また、「草彅剛さんは与えられた役を演じるだけです。そして私は彼の演技をみたい。それだけです」「ドラマのほうは、脚本でどうにでもなるのでは?」との意見も寄せられている。