NHK『紅白歌合戦』に旧ジャニーズタレントの出場は… 男性は2割が「出るなら見ない」
「2組」との報道もあるNHK紅白歌合戦への旧ジャニーズタレントの出場。「出るなら見ない派」「出ないなら見ない派」を調べてみたら…。
17日に「スマイルアップ(SMILE-UP.)」に改名した旧・ジャニーズ事務所。きっかけとなったのは、創業者・ジャニー喜多川氏による事務所自ら「史上最悪」と認めるほどの未成年性加害問題だ。
■旧ジャニーズの紅白出場は…
テレビCMのスポンサーは対応が早く、CMオンエア中止や新規契約・契約更新の停止などが次々と発表。
一方、テレビ局などメディアは反応の遅さに批判が寄せられたが、NHKの稲葉延雄会長は、旧ジャニーズ事務所所属タレントの新規起用を停止する意向を表明している。
一方で「2組は出場する」といった報道もあり、余談を許さない状況だ。なお、司会については有吉弘行らが発表されたが、ジャニーズタレントが司会を務めなかった年は、2006年以降では2回しかなかった。
旧ジャニーズ所属タレントの出場は、紅白の視聴に影響するのだろうか。
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■「出るなら見ない」がやや多い
Sirabee編集部が、10月13〜16日にかけて、全国10〜60代の「紅白歌合戦を見る男女」608名を対象に調査したところ、「旧ジャニーズ所属タレントが出場するなら見ない」と答えた人が14.3%。
逆に「出ないなら見ない」との回答が9.9%だった。75.8%と圧倒的多数派「出ても出なくてもとくに変わらない」と答えたが、「出るなら見ない」と否定的な人のほうがやや多いようだ。
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■男性は2割以上が「出るなら見ない」
ジャニーズファンの大半は女性と見られるが、今回の調査結果も男女差が顕著に見られた。男性は、じつに22.6%が「出るなら見ない」と回答。一方で、「出ないなら見ない」はわずか5.3%にとどまった。
ところが女性では「出るなら見ない」は7.1%、「出ないなら見ない」が13.8%と多数派となっている。
公共放送としてどのような対応をとるのか、それに視聴者はどう答えるのか。年の瀬まで目が離せない。
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(文/Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代のNHK紅白歌合戦を見る男女608名(有効回答数)