岡田彰布監督にも電話で注意を… 広岡達朗氏が落合博満氏に監督論を熱弁
広岡達朗氏と落合博満氏が監督論を語り合う。岡田彰布監督や原辰徳前監督、ヤクルトにも触れて…。
■野球を知らない人物が経営者に?
さらに広岡氏は「ヤクルトの社長が友達みたいに電話をするんだよ。『あんたね、先発ピッチャーがよく放ってくれた。でも、永久にそういうことはないよ』と。必ず穴がある。ライバルを育てるということが、長生きをする。 わからんやつが経営をするからね。マネをするだけ」とバッサリ。
落合氏も「今、球団で野球を知ってる社長代表クラスはほとんどいないでしょうね。 本社から天下りですから」と話していた。
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■ヤクルトと西武で日本一に
広岡氏は1978年、弱小といわれたヤクルトスワローズを率いて球団初の日本一に導く。そして1982年からは同じく低迷していた西武ライオンズの監督に就任し、その年に日本一に。
ライオンズでは選手の食事などを厳しく制限する「管理野球」を実践し、西武黄金時代の基礎を作った。また、人材の育成にもたけており、秋山幸二氏、伊東勤氏、工藤公康氏、辻発彦氏、石毛宏典氏、渡辺久信氏など、教え子が続々とプロ野球チームの監督になっている。