古田敦也氏、ドラフト会議で“当たりくじを引く方法”を指南 真中満氏が驚愕

ドラフトの抽選で外れたことがない古田敦也氏がコツを解説。いろいろあった真中満氏も興味津々で…。

2023/11/01 04:00



■隠したい心理を読んだ?

古田氏は「俺ならよ。言葉は悪いけど、バカな監督が1番上を引いて当たりましたとなったら、出来レースではないかと疑われる。そこはピリピリしているはずで、1番上はちょっと安易すぎる」と語る。

続けて「その次に置きづらいのは1番下。1番下を取りましたと言われるのも嫌じゃん。その次は真ん中。真ん中にありましたというのも、ちょっと嫌。僕が担当者だったら、2番目か4番目に入れると思う」と話す。

そして「2番と4番なら、隠したい心理があるじゃないですか、当たりくじ。そうすると4番目に入れたくないですか? 考えて考えて、下から2番目を取ったら当たった」と振り返った。


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■「くじではなくカード」

さらに古田氏は2球団競合の際は「上か下で、隠したい心理がある。1番下を引いた」と回想。荒木氏が「ほかの監督もそんなことを考えて引いてる?」と驚く。

経験者の真中氏は「担当者の性格もある」と指摘し、「この人だけ。普通はいきあたりばったりでパっと引くだけ」とやんわり反論をする。しかし古田氏は「あれはくじじゃないんだよ。交渉権を獲得するカードだから、それを引くためには冷静に」と語っていた。


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■阿部監督も当たりを引き当て

現役時代さながらの読みでドラフトの抽選を行っていたことを明かした古田氏に、驚いた視聴者も多かった様子。今年のドラフトでは捕手出身の巨人・阿部慎之助監督も当たりくじを引き当てている。

監督のポディションやくじを引く人物の性格が抽選に影響する可能性も、ゼロではないのかもしれない。

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■古田氏がドラフト抽選を語る
真中満ドラフト会議捕手古田敦也
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