大谷翔平、選手間投票でア・リーグ最優秀野手受賞 「自分にとって大きいこと」
大谷翔平が、選手間投票で選ばれる「ALアウトスタンディング・プレーヤー」を受賞。インタビューの途中には“猫語”で黒猫をあやす一幕も。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、選手間投票で選ばれるア・リーグの最優秀野手「ALアウトスタンディング・プレーヤー」を受賞したことを3日(現地時間2日)、MLB選手会が公式X(旧・ツイッター)で発表した。
■2年ぶりの受賞
大谷選手は今シーズン、投手として23試合に登板して10勝5敗、防御率は3.14に。打者としては135試合に出場して打率3割4厘、44本塁打で、MLBでは日本人選手初、アジア出身の選手としても初の本塁打王となった。
大谷選手が同賞を受賞するのは2年ぶりで、選手会は「この世のものとは思えないシーズン」と紹介。「ショウヘイ、2023年のアウトスタンディング・プレーヤーに選ばれておめでとう!」と祝福した。
関連記事:大谷翔平を故郷・岩手が祝福「歴史的快挙に感動」 日本人選手初のホームラン王
■「すごい光栄なこと」
添えられた動画では、大谷選手が撮影場所の一軒家の階段を下りて登場し、映画の撮影に使う“カチンコ”を自ら鳴らして自己紹介。
選手間投票で選ばれたことに、「特別ですね。自分のチームもそうですし、普段からライバルとして他のチームでプレーしている方、選手たちに選ばれるっていうことは、すごく自分にとって大きいことですし、すごい光栄なことです」と語った。
他チームの選手からもメッセージが寄せられ、「投票してくれた選手の皆さん、ありがとうございます。皆さんの投票をこれからの励みに、また頑張りたいと思います」と誓っていた。
関連記事:大谷翔平、ファンの応援に感謝 来シーズンに向け意欲「打者としてリハビリから」
■“猫語”に「破壊力が」「かわいすぎない?」
選手会の投稿に、英語や日本語などで多数の祝福が寄せられた。
大谷選手は今年8月、右肘の内側側副靱帯を損傷し、翌9月に手術を受けたことから「選手間で選ばれるって、ほんと嬉しいよね。この動画、いつ撮影したんだろう。ギプス取れたのかな」「お元気そうな明るいオーラ」と安堵の声が。
またインタビューの途中には、撮影場所にいた黒猫を大谷選手が“猫語”であやしながら撫で、声を上げて笑う一幕も。「犬派の大谷さんが猫ちゃんと戯れてる!」「大谷さん × にゃんこの破壊力がこんなにも強いものだとは」「ネコちゃんと戯れる大谷さんかわいすぎない?」「猫触ってるときってやっぱりムニャムニャ言っちゃうよね」といった声も見受けられた。