9割以上の人が頭を悩ませたPC・スマホの操作 「単体での変換方法がわからない…」
出し方がわからないから、とりあえず別の文字を打ってコピペして…。
あの文字を入力したいのに…。出し方がわからない文字に四苦八苦した経験がある人もいるのでは?
■約9割が変換しにくい字に頭を悩ませている
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で91.5%の人が「PCやスマホで変換しにくい字があり困ったことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は89.5%、女性は93.4%という結果になっている。
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■読みが分からないため変換できない
編集部が話を聞いた40代の女性は、「ブログを書いているときに、長々と繰り返す文字を省略するため“々”をいくつか並べようと思ったのですが、単体での出し方がわからなくて…」と述べた。
読みが分からないため変換のしようもなく、仕方がないので、「久々」と入力し、出てきた文字をコピペして使用したという。
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■“踊り字“は特殊記号であって漢字ではない
「々」「ヽ」「ゝ」などは、“踊り字”と呼ばれる特殊記号の一種で、漢字ではないのだそう。あくまでも反復するための記号なので、読みを持たず、単体で使用したいときに困ったという人は多いようだ。
また、「辻󠄀」と「辻」、「榊」と「榊󠄀」のように、同じ漢字でありながら字体の異なる「異字体」なるもがあり、人名や地名などを正確に表記しなければならないときに、使用したいほうの字体が変換候補にあがってこないなんてこともあるようだ。
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■「異字体」には手書きパッドを活用して
では、どのようにすればそれらの文字が入力できるのだろうか。踊り文字に関しては、「おなじ」「どう」「くりかえし」などと入力すると変換候補に表示されるようだ。この方法を使えば、わざわざコピペすることもなくなりそうだ。
異字体に関しては、読みを入力しても変換候補として出てこないため、手書きパッドを使用している人もいるのではないだろうか。しかし、フォントや機種が変わると正しく表示できないといった不具合もあるようなので、使用する際には注意が必要だ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)