杉村太蔵&デーブ・スペクター、旧ジャニーズ新社長候補・福田淳氏の求心力を懸念 「どこまで通用するか…」
福田淳氏のエージェント会社社長就任では、旧ジャニーズのタレントやスタッフがついてこない可能性もあると、杉村太蔵とデーブ・スペクターが懸念する。
スマイルアップ(旧:ジャニーズ事務所)が新規に立ち上げるエージェント会社社長内定が報じられている福田淳氏について、5日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)が特集。デーブ・スペクターと杉村太蔵が、事務所内外に対する求心力を懸念した。
■社長就任が内定との報道
福田氏をめぐっては、当初エージェント会社社長就任を発表していた東山紀之が、実務上の諸問題から辞退したとの報道が。これに伴い、社長に就任することが伝えられており、番組はこの話題を扱っていった。
デーブは福田氏の社長就任に対し、「実際に営業やるのは、既存の旧ジャニーズの社員が多分そっちに行くと思うんですよ」とエージェント会社の体制を推測する。
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■他事務所や局はどう出るか
続けて、「気になるのは、大手芸能事務所のトップたち。テレビ局の上も含めて、どう見るかなんですね」と指摘。「今まで、こういうちゃぶ台をひっくり返すようなことは、他の所(事務所)はやってないわけですから。ちょっと濁ったところもあるんで」と、前例のない事態にどうついていくかを懸念した。
さらに、「果たしてそれが」「共演するわけですから、他のタレントと。それがどこまで通用するかは、若干ちょっと…」とも述べ、重ねて不透明さを気にしていった。
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■タレントがついていかない可能性も?
続いては杉村にコメントが求められ、「タレントさんからしたら、東山さんや井ノ原(快彦)さんが社長・副社長やるんだったら、もう1回ゼロから出直そうと、そこのエージェント会社と契約するってのは、話の流れとしてはわかるんですよ」と前提を置く。
しかし、「福田さんが素晴らしいってのは充分わかったんですけど、全く資本関係のない福田事務所ができて、そこに契約するなにか…」「もっと他にもいろんな事務所あるじゃない? だったら他でもいいじゃないかとか、フリー・個人でもいいんじゃないかなって僕なんか思っちゃうんですけど」と、馴染みのない福田氏ではエージェント会社と契約を結ばないタレントも出てくるのではと予想した。
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■裏方含めてついてくるかが重要?
これに爆笑問題の太田光が、「それは、個々のタレントが(エージェント会社から)出るなり、また元に…」と個々の判断になるのではとすると、杉村は「だから、離れていくってことですよね、選択肢として」と、引き続き離脱の可能性を指摘する。
また、デーブは「タレントとか俳優業ばっかりじゃないんですよ。大事なのは、旧ジャニーズを成功させた主な理由は、やっぱり、最高の振り付けとか音楽、楽曲とか。要するに裏の人たちが新しいところに来るかどうかの保障が必要なんですよ」とコメント。
新体制の求心力を不安視し、「でないと、杉村さん言ったみたいに、(タレントとして)もうできあがってる人はどこ行ったっていいんだから」とこちらも離脱の可能性に触れていった。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)