中日・根尾昂の投手転向は「知らなかった」 荒木雅博氏が告白
中日ドラゴンズ・荒木雅博前コーチが根尾昂選手を「内野手としてなんとかしたかった」と回想。投手起用は当初「知らなかった」。
■根尾選手の投手転向に荒木氏が…
根尾選手の起用法について元コーチの荒木氏と英智氏がトークをした今回の動画。
そのなかでスタッフから荒木氏がコーチだった2022年、1塁コーチャーからベンチに戻った際、ブルペンで投球練習をする根尾選手が映るカメラを見て驚き、二度見をする動画が出回っていることについて質問が飛ぶ。
荒木氏は「知らなかったんですよ、だから僕は」「びっくりしました。なんでしてるの？ って思って」と投手としての起用を知らされていなかったことを明かした。
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■「内野手としてなんとか…」
根尾投手の現状については「どうなるんだろうなと思って見ていましたけど、普通に試合を作るし。 このまま育っていけば。これからまたいろいろ、苦労はあるでしょうけど、まだ」と指摘する。
そのうえで「そんななかでやっぱりもう、腰をすえてやっていかせてほしいなって。 ただ内野手としてなんとかしたかったなという気持ちは、やっぱり自分のなかで強い」と語った。
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■与田前監督も決めかねていた
話を聞いたスタッフは「タイミングといろんな環境ですね。岡田彰布監督だったら野手でずっとやっていると。監督によっても変わってくるわけじゃないですか。立浪さんだからどうこうという話ではなくて」などと話す。
これに英智氏が「与田剛監督も決めかねていた部分はありましたからね。外野で行こうか、内野で行こうか」と指摘する。
すると荒木氏は「決めかねますよね、最初の段階だったら。誰でもそうなんですよね、もしも強いチームに入っていたら出たかもしれないし、出られないかもしれないし。そういうところで僕らは判断する側になっているので、しっかりとした目を持って、やっていかないと。その選手の人生がかかっているので」と語っていた。
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■今季は投手専任の根尾選手
根尾選手は中日入団後、ショートと外野を守っていたが、立浪和義監督が就任した2022年のシーズン途中、投手と野手の二刀流に転向した。
2023年シーズンは投手専任となり、ウエスタン・リーグで0勝7敗の成績。1軍の登板は2試合に留まっている。
