原辰徳氏の退任にも影響 江本孟紀氏が2023年の「ワーストプレイヤー」を選定
江本孟紀氏が2023年シーズンの「ワーストプレイヤー」を選定。原辰徳監督の退任にも影響が?
元阪神タイガース選手の江本孟紀氏が自身のYouTubeチャンネルで2023年シーズンの「ワーストプレイヤー」を選定した。
■ワーストプレイヤーは?
元ニッポン放送の松本秀夫アナウンサーから「今年のワーストプレイヤー。江本さんがごらんになって、これはペケ、ダメのナンバーワンは」と質問を受けた江本氏は「菅野でしょうね」と菅野智之投手の名前を挙げる。
そして「期待したからね。俺、今年巨人の優勝を予想したんですよ。2位は阪神、3位はヤクルト、多少忖度をして。巨人が優勝するなんて内心思っていませんよ。だけど、優勝する要素の1つにおそらく菅野があれだけの大投手ですから、14~5勝すると思っていた」と語った。
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■菅野投手の不調がV滅の要因?
さらに江本氏は「14、5勝するということは、シーズンに入ってからコンスタントに2、3勝するということなんですよ。それをしていれば相乗効果を生んで、10勝投手が増えたはずなんですよ。そうしたら巨人は優勝したかもしれない」と指摘する。
続けて「投手陣の柱だった菅野がどんな事情があるにせよ、あちらが痛いこちらが痛いはわかりますけど、年俸と実績と実力からいったら、15から16勝ってもおかしくない。これがやっぱり優勝できなかった最大の理由ですよ」とコメント。
そして「8月ごろまでは、3勝ぐらいしかしていない。そりゃ勝てませんよ、チームは」と話した。
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■人間的に責めているわけでは…
菅野投手に江本氏は「別に人間的に責めているわけではないんですよ。ただ成績上でいうと、チームにはやっぱりエースがいて、主力打者がいて、それに付随する選手たちがいてね、チームが結集して優勝」と語る。
さらに「順位を争ううえにおいて、貢献できなかったという意味での1人の選手の名前が菅野だと。別に人間がどうこう言っているわけではない」「それだけ活躍できなかったということが、巨人が苦しかった原因」と話した。