旧ジャニーズの被害者補償、早くも「致命的な欠陥」があると言われる理由　元文春記者が解説

■「拗れていく未来しか見えない」

他の芸能事務所の所属者の被害や、所属があいまいな状態でレッスンに呼ばれて被害を受けたといった訴えもある中で、「被害者救済委員会はそれを（救済の対象に）入れていない。これはかなりおかしな話」とし、「分かりやすい人だけ金払って『黙ってください』と。企業には『補償は終わりました』と言いたい」と指摘。

「こうやってこぼれている人がたくさんいらっしゃるから、こんなことをやっていたら補償は終わらない」との見方を示し、「拗れていく未来しか見えない」と話していた。

関連記事：ジャニーズ会見で感じた強烈な違和感　問題を”必要以上に拡大させたがる”人たち

■ユーザーからも疑問や批判の声

コメント欄では、ユーザーからも「全く誠意を感じられない」「被害者に寄り添うなんて考え自体持ち合わせていないんじゃない？」「加害企業という当事者感がない」「そもそも加害者側が期限を決める自体が変だと思います」「はじめの法を超えて補償するはなんだったんだ」と疑問や批判の声が寄せられている。

関連記事：ジャニーズ会見後、294名の報道陣に配られた“4枚の紙”　藤島ジュリー景子氏の直筆サインも

■補償問題の“欠陥”について解説

・合わせて読みたい→ジャニーズ会見後、294名の報道陣に配られた“4枚の紙”　藤島ジュリー景子氏の直筆サインも

（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）