中森明菜、『紅白』出場なしも「再スタート」予兆に期待 ファンクラブでは肉声を…
『紅白』の出場者には名前がなかった中森明菜。現在は、ファンに向けた活動に力を注いでいる。
13日、大みそかに放送される『第74回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。様々なアーティストが並ぶ中、出場を期待された中森明菜の名前はなかった。
『紅白』出場は叶わなかったが、中森は再スタートの予兆を見せていて…。
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■昨年デビュー40周年を迎えた
中森は1982年、『スローモーション』でデビュー。90年代、女性ソロ歌手として目覚ましい活躍を見せたが、2010年に体調不良で芸能活動を無期限休止することを発表し、公の場に姿を見せる機会は激減した。だが、デビュー40周年を迎えた昨年8月、X(旧ツイッター)アカウントを開設し、ネット上で話題に。
歌手として節目の年を迎えたこともあり、22年の『紅白』出場を期待されたものの、出場者の名前に彼女の名前はなかった。
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■18歳の時に歌った曲をセルフカバー
目立った芸能活動をしていなかった中森だが、今年大きな動きが。11月8日に発売された『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』に、中森がセルフカバーした曲『北ウイング─CLASSIC─』が収録されたのだ。
ある芸能事務所関係者は、「再スタート」の予兆を感じたと話す。
「『北ウイング』は1984年にリリースした曲です。当時、明菜さんは18歳でしたが。約40年ぶりにカバーしたことになります。公の場で歌ったのは、2017年のディナーショーが最後だったので、久しぶりに彼女の歌声が聞けたことを喜ぶファンも多いです。10代の頃とはまた違った力強さがあり、業界内では、改めて本格的な活動を期待する声があがりました」(芸能事務所関係者)。
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■『紅白』サプライズ出場の可能性は
かつての楽曲に新たな命を吹き込んだことで、今年の『紅白』出場を期待する声も多かった。一部のメディアでは、「企画枠」で出場する可能性も取りざたされているが、前出の芸能事務所関係者はその可能性は低いと指摘する。
「現在、明菜さんは体調管理を優先しています。セルフカバーしたとはいえ、まだ体調は万全ではないようです。会場で歌うのは難しいと思います。彼女の中でも、『中途半端な状態で出たくない』という気持ちがあるのではないでしょうか」(前出・芸能事務所関係者)。
体調を整えながら、できる範囲でマイペースに活動したいのかもしれない。
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■「ファンクラブ内で歌う」期待の声
NHKホールで歌うのはもう少し先になりそうだが、ファンに向けた発信には力を入れている。
「昨年、公式Xの開設と同時に、新しい個人事務所を設立しました。ファンクラブも作り、今年8月には、明菜さんの肉声によるメッセージを届けるなど、精力的に取り組んでいます。今後、ファンクラブ内で過去の楽曲を歌った動画を配信することも期待できそうです」(前出・芸能事務所関係者)。
“スローモーション”でも着々と再スタートへの準備を進める中森。ステージ上で元気な姿を見せる日は必ず来るはずだ。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)