自らも逮捕された「私人逮捕系YouTuber」についてどう思う? 否定的評価が6割に
私人逮捕系YouTuber「煉獄コロアキ」が逮捕。世間はこうした活動をどのように見ているのだろうか?
13日に警視庁に逮捕された迷惑系YouTuber「煉獄コロアキ」こと杉田一明容疑者。今回の容疑は、「私人逮捕系YouTuber」として、無関係の女性を転売屋などとしてインターネット上に晒した名誉毀損によるものだ。
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■話題づくりの側面も
日本の刑法では、私人による逮捕は「現行犯の場合のみ」認められている。しかし、警察などが慎重な下取り捜査を行ってから、裁判所の令状をもとに執行されるのが通常逮捕。
私人逮捕の場合、今回起きてしまった事件のように、間違った人を逮捕したり、相手を怪我させてしまったり、というリスクも起きうる。
一部のYouTuberにおいては、「話題づくりになるならなんでもやる」という傾向もあり、1人が逮捕されて終わりではないだろう。世間はどのように評価しているのだろうか。
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■肯定的評価は1割以下
Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「私人逮捕系YouTuber」について調査したところ、「もっとやってほしい」と答えた人は4.6%。「問題はないがやり過ぎだ」との回答が39.4%だった。
「問題があり、やり方を再考すべき」が最も多く、40.2%。「問題があり、厳しく規制すべき」が15.8%となっている。ポジティブな評価は1割を下回りごくわずか。とくに6割近くが「問題がある」と考えていることがわかる。
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■男女差は少なく
私人逮捕系YouTuberという存在は、今回逮捕された事案以外でも見られるが、ほとんどが男性だ。ただ、今回の調査結果では大きな男女差は見られなかった。
男性では「もっとやってほしい」と「厳しく規制すべき」がともに女性をやや上回っている。
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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)