沢尻エリカの騒動をバネに… 「ももクロ」ブレイクさせた敏腕マネージャーの存在を鈴木おさむ氏が激白
鈴木おさむ氏が、「ももいろクローバーZ」のブレイクの裏に沢尻エリカの騒動があったことを激白。佐久間宣行氏とのトークに「裏方には裏方のドラマが」と驚く声も。
放送作家・鈴木おさむ氏が、佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に出演。人気グループ「ももいろクローバーZ」の誕生とブレイクの裏に、女優・沢尻エリカの騒動があったことを明かした。
■ランキング形式で激白
動画では、来年3月をもって放送作家を引退する鈴木氏が、これまでに芸能界で目撃してきた“伝説の瞬間”について、ランキング形式で激白。その9位に挙げたのが、沢尻が映画を降板したという出来事だった。
2008年公開の映画『ハンサム★スーツ』の脚本を手掛けた鈴木氏。当初はヒロインとして、ブレイク間近だった北川景子にオファーしたものの都合がつかなかった。しかし、当時北川と同じ所属事務所だった沢尻が、脚本を読んで「面白い」と興味を持ったことから、沢尻が出演することに。
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■対面の数時間前に…
ところが、撮影の2ヶ月前に「沢尻さんが台本で思うところがある」と呼び出された。鈴木氏と英勉(はなぶさ・つとむ)監督らが沢尻のもとを訪ねると、「ぽっちゃりしたマネージャーさんと、沢尻さんが座ってるんですよね、笑顔なく」と振り返る。
鈴木氏が恐る恐る話を切り出すと、沢尻が「私のコメディセンスと、この脚本にズレが出てきた」と出演を断ってきたという。
後に鈴木氏はこの対面が、沢尻が大バッシングを受けた“「別に」騒動”の数時間後だったことを知り、「あの日に断られたんだったらいいやって」と苦笑した。
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■「お会いしたらハグしたい」
その後、撮影期間が変わったこともあり、当初予定していた北川の出演が叶うこととなったが、この話にはさらに後日談が。
「そのときの、(沢尻の)マネージャーさんが、後に『ももクロ』をやる川上さんだった」と、ももいろクローバーZをプロデュースして大成功に導いた川上アキラ氏だったことを明かす。
「川上さんは、たぶんあのときの悔しい思いを晴らして『ももクロ』を売ったんじゃないかって」と話すと、佐久間氏も「川上さんは『別に』の件で干されたんですよね。仕事がなくなったんですよ。だから(事務所に)アイドルグループがなかったのを、ゼロから立ち上げた」とうなずく。
鈴木氏は、「川上さんにもしお会いしたら、本当にハグしたい。『別に~!』って」と笑わせていた。
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■「裏方には裏方のドラマ」の声
鈴木氏と佐久間氏の話に、コメント欄では「長年テレビを盛り上げてきたお二人だからこそ語れる貴重なトーク」「この業界で長いこと働いてるといろんな場面に出くわすんだなあ」「スゲーなー、裏方には裏方のドラマがあるんだな」「何気ない『ぽっちゃりしたマネージャー』ってフレーズが後半回収される話術痺れました」と驚く声が。
また、ももクロファンからは「川上さんがボカしてきたお話をズバッと言ったね(笑)」「川上さんが沢尻エリカの元マネージャーをしてた辺りの話は知っていましたが、鈴木おさむさんの立場からの話は初めて聞いたのでとくに興味深かったです」「今でもももクロのマネージャーの川上さんは、沢尻さんの話になると『すげーいいやつ。俺は大好きですよ!』って必ず言う」といった声も寄せられている。