大谷翔平に来季所属してほしいMLB球団は？　男性1位は「ドジャース」、女性は…

満票でのMVP獲得2回は、MLB史上初となる大谷翔平選手。今季まで所属したロサンゼルス・エンゼルスからはフリーエージェント（FA）となっており、ストーブリーグの最大の目玉と見られている。

画像をもっと見る

---

■エンゼルスからFAに

NPBでは、北海道日本ハムファイターズで二刀流として活躍していた大谷。エンゼルスも大谷が希望する二刀流を受け入れたため、ポスティングでの移籍先として選ばれ、WBCで投打での大活躍につながったとも言える。

FAになったといえ、再びエンゼルスが契約できるチャンスがないわけではない。しかし、資金面でも実力でも強力なライバルが名乗りをあげている。

西海岸からは、イチロー氏や佐々木主浩氏も所属したシアトル・マリナーズ。サンフランシスコ・ジャイアンツや、野茂英雄氏が歴史的な活躍を見せたロサンゼルス・ドジャース。

ダルビッシュ有が所属するサンディエゴ・パドレス。他にもテキサス・レンジャーズやニューヨーク・メッツなども報じられている。世間はどのように予測しているのだろうか。

関連記事：上原浩治氏、『サンデーモーニング』で大谷翔平の移籍先を解説　「どこに行くか…」

■4人に1人が「古巣で」

Sirabee編集部は、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「大谷翔平の来季」について調査したところ、最も多かった答えは現在所属する「エンゼルス」で25.7％だった。

米国と比べて日本では移籍がそれほど主流ではなく、「1つのチームに骨を埋める」というスタイルが美化されることも影響しているかもしれない。

2位の「マリナーズ」はイチロー氏の活躍で身近な印象なのだろうか。豊富な資金力で知られる「ドジャース」が20.9％で続いている。

関連記事：大谷翔平＆山本由伸の去就に注目集まる　ドジャース共闘の可能性に「えぐすぎ」

■男性はドジャース派が1位

今回の調査では、「過去に日本選手が活躍した西海岸の球団」が上位となった。その中でも、男女差がかなりあるようだ。

じつは男性で1位になったのは、ドジャースで26.4％。一方、女性は「エンゼルス」「マリナーズ」が約3割と頭ひとつ抜けており、ドジャースの2倍程度に。

野球に詳しい男性は、ドジャースの強さと資金力、ワールドシリーズ制覇の可能性などを把握しており、「より強いチームで世界一を目指してほしい」という思いが強いのかもしれない。

関連記事：大谷翔平の「憧れるのをやめましょう」が流行語ノミネート　FA争奪戦で移籍先にも注目

■執筆者プロフィール

タカハシマコト：ニュースサイトSirabee編集主幹／クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ（TCC）会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』（アスキー新書）『その日本語、お粗末ですよ』（宝島社）

・合わせて読みたい→大谷翔平の「憧れるのをやめましょう」が流行語ノミネート　FA争奪戦で移籍先にも注目

（文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間:2023年11月10日～11月12日
対象:全国10代～60代男女1,000名（有効回答数）