こってりが大好きだったのに… 約7割が感じている「食の好みの変化」とは
若い頃には、ジャンクフードを好んで食べていた人でさえも…。
食べ物の好みは、年齢によって変わることもある。歳を取るにつれてこってりとしたものを食べると胃もたれなどをするようになるので、あっさりを好むようになると言われているが…。
■約7割「昔よりあっさりとしたものを」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「食の好み」に関する意識調査を実施したところ、全体で71.2%の人が「昔よりあっさりとした食べ物を好むようになった」と回答した。
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■50代が一番多い割合に
性年代別で見ると、50代男性が8割を超える一番高い割合になっている。
一方で10〜20代の男性は半数程度なので、一応年齢も影響しているのかもしれない。しかし女性に注目するとすべての年代で6割を超えており、年齢以外の影響も考えられるだろう。
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■まだ20代なのにあっさりを
あっさりしたものを好むようになった20代女性は、「まだ年齢的には若いほうだと思うのですが、10代の頃よりは食べ物の好みが変わってきている気がするんです。若い頃にはジャンクフードが大好きだったのですが、今では重く感じてしまいますね。うどんなど、あっさりとしたもののほうが好きです」と話す。
ただ自分でもまだ早いと思っているようで、「さすがに今の年齢でこれほどあっさりしたものを好むようになっているのは、少し早すぎると自分でも思っています。仲のいい友達は今でもこってりしたものが好きなので、一緒に焼肉とかに行くこともありますが…。私からすれば、本当は和食とかがいいんです」と続けた。
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■歳と取ってもこってり派
年齢を重ねてもこってりが好きな40代男性は、「歳を取るとあっさりした食べ物を好むようになると言われていますが、自分は今でもこってりとしたものをよく食べていますね。ハンバーガーなどのファストフードも大好きですし、ラーメンなんかもとんこつなどのこってりしたものを好んで食べているんです」と語る。
しかし代謝が落ちてきているのを実感しているようで、「食の好みは昔のままなのに代謝は悪くなっているために、どんどんと太ってきているのが悩みですね。おそらく意識的に、あっさりしたものを食べてほうがいいのだと思います。ただどうしても、体がこってりを求めてしまうので…」と気持ちを述べた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名