全国で警報レベルが続くインフルエンザ 予防接種済み・予定の割合を調べたら…

今年は異例の夏ごろから感染拡大が続くインフルエンザ。ワクチン接種の予定を聞いてみると…。

2023/12/02 05:45


インフルエンザ予防接種

新型コロナウイルスの感染拡大がやや落ち着きを見せている一方で、今年は夏頃から猛威を振るっているのがインフルエンザだ。


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■ほぼ全国で警報レベルに

国立感染症研究所の発表によると、11月22日現在、青森・群馬・富山・石川・滋賀を除く全ての都道府県が「警報レベル」に。それ以外の5県も注意報レベルと、全国的に厳しい状況だ。

新型コロナではまだ無料でワクチン接種ができるが、インフルエンザの場合は自費接種。新型コロナより歴史が古く、以前から身近なワクチンとはいえ、どれくらいの人が接種しているのだろうか。


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■予防接種派は3割

Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「インフルエンザ予防接種」について調査したところ、「すでに接種済み」と答えた人は16.4%。

「接種予定」が16.0%で、接種する人は3割強であることがわかった。コロナ以上の感染拡大が続く状況ではあるが、67.6%は接種しないという。

インフルエンザ予防接種


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■60代は5割弱も

新型コロナ同様、インフルエンザも高齢者は重症化リスクが高くなると言われるが、ワクチン接種にも世代差があるのだろうか。

今回の調査を世代別に検証してみると、すでに接種済みの割合が最も高かったのは60代で28.8%。60代はほぼ半数が接種済みか接種予定のようだ。

一方で、50代は10〜20代より少なく、接種済みは9.8%。接種予定も16.5%にとどまっている。

インフルエンザ予防接種


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■執筆者プロフィール

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年11月10日~11月12日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)
インフルエンザ予防接種ワクチン新型コロナウイルス
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