群馬県のピンバッジ、47都道府県で1位になってしまう… グンマーの「底力」に愕然

47都道府県をモチーフにしたピンバッジの中で群馬県が1位に…。ネット上では「グンマーの時代」が来たと驚きの声が続出している。

2023/12/02 04:15

11月23日から公開中の映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』で、埼玉県に注目が集まっている。埼玉同様、何かとネタにされがちなのが群馬県。

以前、ネット上では、全47都道府県の中で群馬県のグッズが爆発的に売れていることが話題を呼んでいて…。

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■群馬県のピンバッジが大人気

ことの発端は、群馬県民の日である10月28日に投稿された、地図でお馴染みのゼンリン公式X(旧ツイッター)のポストだった。内容としては、今年3月に同社から発売された「47都道府県ピンパッジ」の中で、群馬県のバッジがずば抜けて売れているというもの。

オンラインストアで品切れになることも少なくないという。また、10月20日に、47都道府県をかたどったデザインに名産品などをイメージして配色を施した「街まち 47palette カラーピンズ」を発売したところ、初日で完売する事態に。

ゼンリン

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ちなみに、群馬県のデザインは、「りんご」の青森県、「琵琶湖の夕日」の滋賀県、「めんたいこ」の福岡県といった強豪が並ぶ中、「こんにゃく」をモチーフにしたグレーとシンプルな配色だった。

ゼンリン


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■「グンマーの時代が来てる」

群馬といえば、「未開の地」「グンマー帝国」など何かとネタにされることが多い。そんな同県に関するグッズが爆発的に売れていることはネット上で話題に。

「グンマーの時代が来てる」「どんな層が買ってるんだろ」「異国のバッジだからじゃないのか」「グンマー帝国やべーな」など、驚きの声が続出している。

なぜ、47都道府県の中で群馬のピンバッジが人気なのか。ゼンリンに取材したところ、想像を上回るグンマーの「底力」を垣間見たのであった…。


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■ゼンリンに聞いた反響

ゼンリン

ゼンリンは、保有する日本全国の詳細な地図データや所蔵している西洋製の日本古地図をデザインの題材とし、文具や食器、バッグ、傘などの雑貨類を展開している。「47都道府県ピンバッジ」もその一つ。

同商品を発売した経緯に関して、ゼンリンの担当者は「2020年から『日本列島ピンバッジ』を販売しております。そちらをお買い求めになるお客様の『都道府県版も欲しい!』という声から生まれました」と振り返る。

同社のマーケティング担当者の中に群馬県出身の社員がいるという。群馬のピンバッジが爆発的に売れた理由を予想してもらった。

担当者は、「あくまで(群馬県出身の担当者の)個人的な見解ですが…」と前置きしつつ、こう続ける。

「群馬県民郷土かるた『上毛かるた』で『つる舞う形の群馬県』と詠まれていたり、川にかかる橋のたもとに掲示されている河川名を掲示した看板が県の形をしているなど、県の形への認知が高く、愛着があることが要因ではないでしょうか。また、地元紙へ数回取り上げていただいたことなどから認知も進んだのではないかと思います」(担当者)。


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■「群馬県の売れ行きは良い」

ゼンリン

これまで、ゼンリンは47都道府県をテーマにした商品を多数販売してきた。その中でも、群馬の売れ行きは際立っているようだ。

担当者からは、「47都道府県をモチーフにした商品は『都道府県ピンバッジ』『街まち 47palette タオルハンカチ』『街まち 47palette カラーピンズ』がありますが、オンラインストアではいずれも群馬県が最も人気です。群馬県の形を模したアイテムは『都道府県ピンバッジ』が初めての商品でしたが、いずれのシリーズでも人気が高い状態が続いています」と驚きのコメントが寄せられている。

ゼンリン

群馬県以外でも、島の形が特徴的な北海道や、ゆるキャラで知名度を上げた千葉県などが人気だそう。担当者は、「やはり形を目にする機会が多い都道府県は、その形そのものへの愛着がわきやすく、当社の商品の売れ行きに反映されているのかなと思います」と分析している。

商品を売り切れにする群馬県、我々が思う以上に底力を秘めているのかもしれない。


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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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