年末年始に「福袋」を買う人の割合は… お得への関心か男女差もくっきり
最近は年明け前から発売されるケースも。また中身が見えるタイプもある福袋だが…。
もともとはお正月の「初売り」で目玉商品のひとつだった福袋。中身が見えない代わりに、お得な商品が詰め合わされており、おみくじのような運試しとしても購入した経験があるかもしれない。
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■多様化する福袋
最近は年が明ける前、年末から発売されることも多く、また人気の福袋には発売前に行列ができることも。また、がっかり感を軽減できる。中身が見えるタイプのものも売られてている。
多様化する福袋だが、お得な一方で、「要らないものまで入っている」と考える人もいるだろう。毎年、どれくらいの人が購入しているのだろうか。
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■興味ある人は3割
Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「福袋」について調査したところ、年末年始に福袋を「必ず買う」と答えた人は1.7%。「良いものがあれば買う」という人が30.9%だった。
最も多かった答えは「あまり買いたくない」で35.4%。「絶対に買わない」との回答も32.0%存在する。福袋は、内容次第ではあるがおよそ3割程度が興味を示すもののようだ。
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■女性のほうが関心か
一般的に、お得なものについては女性のほうが関心が高いとも言われるが、今回の調査でも男女差が見られる。「必ず買う」という回答では男女差が少ないが、「良いものがあれば」と答えた人は女性のほうが6ポイント以上多い。
男性では「絶対に買わない」という強硬派も35.6%見られた。インフレ時代の福袋、この年末年始はどのように進化するのか注目だ。
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■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)