ウエストランド、『水ダウ』スベリネタ企画の審査員役に同情続出 「見てて可哀想」
『水曜日のダウンタウン』で最もウケない芸人を決める企画が放送されたのだが、視聴者は特別審査員役のウエストランドに同情し…。
6日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に、お笑いコンビのウエストランドが出演。お笑いコンテスト企画の審査員を務めたのだが、視聴者から同情の声が続出した。
■日本一ウケない芸人決定戦
同日放送されたのは、“日本一ウケない芸人”を決める「スベリ-1GP」。地下芸人事情に詳しい売れっ子芸人が、芸歴16年以上の“おもしろくないピン芸人”を推薦し、トーナメント方式で戦っていった。
ピン芸人たちは企画が「スベリ-1GP」とは伝えられておらず、純粋に面白いネタを決めるコンテストだと思って参加。51名の観客にも趣旨は説明されておらず、面白いと思ったほうに得点を入れていく。
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■ウエストランドが重要な役割も…
しかし、企画の性質上つまらないほうが勝ち上がってしまうため、観客が不自然に感じないよう特別審査員も配置。これを務めたのがウエストランドで、プロ目線での評価という設定でネタを講評していった。
当然、2人は、つまらないネタが勝ち上がったことに説得力を持たせなければならないため、コメントを出すのに四苦八苦。井口浩之は「(ネタが)羅列っぽく見えちゃったのかな」など、まだマシだったにもかかわらず敗れた芸人の敗因を無理矢理まとめあげた。
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■言葉に窮して「羅列」を連呼
これに別室でウォッチしている芸人は、「それっぽいこと言ってますね(笑)」「井口探したね」などと同情。だが、無理のある講評は難しいのか、井口はその後も「ウケてたんですけど、もしかしたらちょっと羅列みたいなのが…」などと「羅列」を評価軸に置いたようなコメントをする。
こうしたコメントが出ると、別室からは「羅列また言ってる!(笑)」「羅列はね、評価されないから」など、同情しながらも笑いが飛び出すのだった。
その後、ウエストランドが決勝の準備時間に別室へやって来ると、井口は「おもしろくない!」と連呼して助けを求めた。
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■本人はお手上げで視聴者も同情
芸人たちは「羅列しか言ってねぇぞ」とツッコみ、進行役のマヂカルラブリー・村上は「ウエストランドが言ってくれればお客さんも『やっぱこっちなのかな、プロが言ってるし』って」と必要性を説く。しかし、井口は「ホントに心が痛いんですよ」など、コメントの難しさにお手上げだった。
これには視聴者からも、「ウエストランド見てて可哀想だった(笑)」「一番の被害者は井口だよなぁ」「本当に井口は大変やな。みんなの3倍くらいはギャラあげてほしい」などと同情の声が続出。気になる決勝は次回放送されるが、いかにして“最もおもしろくないネタ”がおもしろかったかのようにコメントするのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)