堀江貴文氏、楽天グループが“崩壊”する行動を指摘 「手を付けると…」
堀江貴文氏が、楽天銀行の株式606億円分売却に反応。楽天グループの三木谷浩史会長の親族などが持つ本社株式の割合が低下していることにも言及した。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が7日、自身の公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。三木谷浩史会長率いる楽天グループの今後について私見を述べた。
【動画】堀江氏が「楽天グループの崩壊」につながると考える行動は…
■楽天銀行の株式を売却
同日、楽天グループが子会社の楽天銀行の株式606億円分を売却することが報じられた。株式売却によって得た資金は社債の返済にあてるとされている。
堀江氏はこれまで、楽天モバイルを中心に同グループの経営状況を論じる動画をたびたびアップしているが今回のニュースにも反応。
楽天グループはモバイル事業の赤字などで財務状況が苦しくなる中、三木谷会長の親族などが持つ本社の株式保有率が下がっていることを指摘した上で「支配力がかなり下がっていっております」「打つ手はすごい少なくなっているのは間違いない」と述べる。
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■「楽天ポイント」取得倍率を上げる制度
楽天グループには、同グループ内のサービス等で利用できる「楽天ポイント」の取得倍率を上げられる「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」がある。
取得倍率をアップさせるには同グループ内のサービスで特定の条件を満たす必要があるが、楽天モバイルに関する項目が多い。
堀江氏はこのことに触れ、楽天モバイルと比べて楽天銀行への力の入れ具合は低いと考えており「(楽天銀行は)連結(決算から)外すということまで視野に入れて」いると予想した。
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■「楽天クレジットに手を付けると…」
さらに、「証券と銀行は(連結決算から)外すかもしれない」と、楽天証券の株も売却するのではないかと予想しつつ、「クレジット(カード事業)だけは死守する(と思う)」と考える。
「クレジットは楽天ポイント経済圏において非常に大事な役割を持つ」と指摘し、「楽天経済圏の人たちを(楽天)ペイとかクレジットのほうにどんどん口座を作らせて、そちらのほうで回していくという方針に転換したのだと思います」と、同グループの経営陣の意図を推察。
「楽天クレジットに手を付けると楽天グループの崩壊は間違いない」と述べた上で、「そこ(クレジットカード事業)だけは死守して、銀行は連結から外すことまで視野に入れる。そして、証券ももしかしたらそうかもしれない」と、同グループの今後を見通した。
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■堀江氏に“楽天買収”の提案も
堀江氏の動画を見た視聴者からは、「自分はモバイル、銀行、証券入っているので、とても心配です」「楽天危ういですね」といった声が上がったほか、「楽天は一応国内企業だし、頑張ってほしいわ」と応援のコメントも寄せられた。
何度も同グループに言及しているため、「楽天解説といえばホリエモン!」と反応する視聴者もおり、その中には「ホリエモンが楽天を買収すれば良い」「楽天好きだなぁ笑 楽天買っちゃえ」と提案する視聴者も見られる。