東国原英夫、岸田文雄首相の政治資金問題国会答弁に怒り 「自分を律しなきゃ…」
東国原英夫がパーティ資金の裏金問題を巡る岸田文雄首相の国会答弁に怒り。ビートたけしは「野党の責任」を指摘して…。
10日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、東国原英夫が岸田文雄首相の国会答弁に怒りをあらわにする一幕があった。
■岸田首相が政治資金パーティー?
自民党の政治資金パーティ券問題を取り上げたこの日の放送。
そのなかで番組は岸田首相が「国民への影響が大きい政治資金パーティーは大臣規範で開催の自粛が定められているものの、6回開催し、約1億4,700万円を集めていた」と解説する。
国会でこのことを質問されると「私が開催した行事につきましては、法律上政治的には政治パーティーに分類されるものかと思いますが、総理就任前から続けてきた講師を招いた勉強会で、これが事実であります」などと「あくまで勉強会」と答弁したことが紹介された。
関連記事:草彅剛、『ブギウギ』で見せた“猟奇的”な才能 現場での行動に関係者も驚き…
■東国原が答弁に呆れ
東国原は岸田首相の答弁に「岸田さんがパーティーを開いて1億何千万の収入がありました、『これはパーティーですか?』と言われたら、『パーティーじゃないですよ、講師を呼んで勉強会なんですよ』って。 そんな事言われたら、もうなんかもう好きにやってくれみたいな」と呆れる。
続けて「それで閣僚というのは大きなパーティー、 1,000万円以上のパーティーは自粛しなさいなんですよ、閣僚は。閣僚の規範があるんですよ」と指摘した。
関連記事:『ラヴィット』川島明、第3子出産のギャル曽根に掛けた“言葉”に称賛の嵐 「素敵すぎた」「最高の職場」
■「自分を律して」と怒り
話を聞いた大竹まことが「やってるじゃん」とツッコミを入れると、阿川佐和子が「詭弁だよ」と憤りをあらわにする。
東国原も「パーティーじゃないですよ、勉強会ですよって。政治家だったら、倫理道徳の上に立つような人間が政治家なんですよ。 国民から選ばれた人間。だから自分が律しなきゃいけないんですよ、まずは」と岸田首相の答弁に怒りをみせた。
関連記事:博多大吉の“ひと言”で『ブギウギ』橘アオイ役・翼和希がテレビの前で大号泣 「なんてことを…」
■たけしは野党の責任に言及
話を聞いたビートたけしは「岸田政権が潰れようがなにしようがいいんだけど、 じゃあ誰がいいんだっていうのと、野党は何やってんのって、支持率もクソもないだろ」と指摘する。
阿川がANNが調査した政党支持率を見ながら「これだけ自民党がスキャンダルを起こしているのに野党より支持率が高い。野党よりマシだと思っている人が多い?」と語ると、東国原は「そういうことです。選挙をやったら勝てるんですよ。それとステークホルダーですよね、自公政権で潤っている人たちがいる」と持論を展開。
たけしは「自民党の支持率が38%で、野党は6とか8とか言ってるんだよ。誰が次の政権を担うのかなんにもないもん」と嘆く。東国原も「一強多弱なので、野党さんが弱いので。これは問題ですよ」とコメントしていた。
関連記事:チバユウスケさんと甲本ヒロトの伝説の夜 マキシマムザ亮君が明かす「初めて言うけど…」
■支持率の下落が進む岸田政権
支持率の下落が止まらない岸田政権。今回の政治資金問題についてはインボイス制度など国民に負担増を強いているなかでの発覚ということもあり、怒りの声は多い。
Sirabee編集部が2020年、全国10〜60代の男女1,844名を対象に実施した調査で「政治家の発言は信用できると思う」と答えた人は10.1%。発言を信用している人は極めて少ないのが現状だ。
内閣総辞職を望む声も上がっている岸田政権。国民の信頼を取り戻すことができるのだろうか。
・合わせて読みたい→博多大吉の“ひと言”で『ブギウギ』橘アオイ役・翼和希がテレビの前で大号泣 「なんてことを…」
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)