商店街で遭遇したポスター、写真の人物に目を疑う…　「本物と間違えた」とネット民驚愕

「シャッター商店街」は、我々にとって身近な年問題のひとつ。活気の感じられない地元の街並みを見て、寂しさと危機感を覚えた経験はないだろうか。

しかし現在X（旧・ツイッター）上では、そんな不吉なフレーズをものともしない「最強の商店街」が話題となっているのだ。

【関連記事】都内標識に謎の「お嬢様言葉」が出現、一体なぜ…　100年前のエピソードに思わず感動

画像をもっと見る

---

 

■スラムダンク…じゃない？

ことの発端は、とあるXユーザーが投稿した1件のポスト。

「私の地元のウソみたいなポスターがあまりにも良すぎるので全人類見てください」と綴られた投稿には、昨年公開されて大ヒットを記録した映画『THE FIRST SLAM DUNK』のポスター画像が添えられている。

「確かに最高のデザインだけど、地元関係ある…？」と思わず首を傾げてしまったが、よく見るとキャラクターたちの年齢が高すぎるような…。

じつはこちら、宮城県気仙沼市「気仙沼条南商店街」の精鋭らがコスプレに身を包んだ高度なパロディポスターだったのである。

関連記事：チバユウスケさんと甲本ヒロトの伝説の夜　マキシマムザ亮君が明かす「初めて言うけど…」

 

■「これぞ地域振興の真骨頂」と称賛の嵐

同映画の原作『SLAM DUNK』はご存知、バスケットボール漫画の金字塔。

同作の舞台は高校バスケ部だが、ポスターの詳細を見ると気仙沼条南商店街の面々の平均年齢は「64.4歳」と判明。元ネタとなるキャラたちより3倍以上歳をとっているワケだが不思議とハマっており、「こちらがオリジナル」と言われてもギリギリ信じてしまうレベルである。

前出のポストは投稿からわずか数日で2万件以上ものリポストを叩き出し、他のXユーザーからも「おっちゃん達が全力でふざけてるの最高すぎる」「これぞ地域振興の真骨頂だと思います」「西日本の仕業かと思ったら、まさかの宮城県」「普通に本物と間違えたわ」など、驚きと称賛の入り混じった声が多数寄せられていた。

果たして、件のポスターはどのような経緯で製作されたのか。ポスター内で桜木花道のポジションを務める同商店街・会長の三浦喜市さんに話を聞くと、感動のエピソードが多数明らかになったのだ。