権藤博氏、大谷翔平に送ったアドバイスの内容を告白 「もっとコンパクトに…」

権藤博氏が大谷翔平に送ったアドバイスの内容を告白。下柳剛氏は現役時代に権藤氏が実践した練習法を大絶賛。

2023/12/12 01:55


権藤博

元横浜DeNAベイスターズ監督の権藤博氏が、元阪神タイガース・下柳剛氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。そのなかで大谷翔平投手に送ったアドバイスを語った。

【動画】権藤氏が大谷選手に送ったアドバイスの内容を告白



 

■現役時代を振り返り…

権藤氏は自身の現役時代を振り返り「オフの過ごし方はまずかったね。あのころはこれだけ投げたんだから、休ませろと言って、ランニングとか体操をしていたけど、結局投げないと肩のあれは固まってしまう」と語る。

続けて「今は12月でも1月でも投げているじゃん。あれがあったら、あんなに酷く痛めなかったかもわからんけど。でもそれはしょうがないな」とコメント。

そして「あの当時、今の俺がピッチングコーチをしていたらね、理想のフォームを上から投げたいと言ってたけど、もう下げているな。スリークォーターくらいにしている」と話した。


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■大谷選手にアドバイス

さらに権藤氏は「あのころは大きなスイングで投げなさいと言っていたけど、今は俺、大谷翔平にもダルビッシュ有にも言ったんだけど、大谷にはね、もっとコンパクトにここ(頭の後ろ)にトップを上がらないといかんよと。それは心がけたほうがいいよ(と言った)」と語る。

話を聞いた下柳氏は「それ何年前ですか?」と質問。権藤氏が「2年くらい前」と話すと、「大谷は今年か去年ぐらいから後ろが小さいですよね」と指摘する。

続けて「権藤さんがいつもアメリカンフットボールのボールでキャッチボールをしていたじゃないですか、俺もそれでずっと投げるようになって、トップが小さくなった」と話した。


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■アメフト練習の効果を説明

アメフトのボールを用いた練習について権藤氏は「大きなバックスイングで投げるものだと言われてるけどね、俺はあのころからアメリカンフットボール。アメリカンフットボールの選手はあのボールを100メートルくらい投げるわけ」と説明する。

そして「どこから投げるかと言ったらここ(身体から遠い部分)から投げない。みんなキュッとここ(頭の後ろ付近)から投げる。トップの地点はここ(頭の後ろ)なんだよ。だから無理して変えることはないけれど、大きくしようというのは間違いだよ。自然と小さくなっていく、素直にここに上がっていくことは、良いことだという話をした」と明かした。

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■下柳氏も「すごく良い練習」
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