マヂラブ野田クリスタル、『The W』の審査は「無理ですよ」 「人がやっちゃダメ」な理由は…
マヂカルラブリー・野田クリスタルが、『THE W』の審査に本音をこぼす。審査が1番難しかった対決とは…。
お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが14日放送のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に出演。『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』(日本テレビ系)で審査をする難しさを語る場面があった。
■「もうAIとかに任せたほうがいい」
今月9日に同大会の決勝戦が開催。野田は麒麟・川島明、アンガールズ・田中卓志らとともに審査員を務めていたが、番組内ではそのことに触れるシーンも。
パーソナリティのナイツ・塙宣之から「どうなの、『THE W』。(審査は)難しくない?」と聞かれた際は「『THE W』は無理ですよ、審査は。もうAIとかに任せたほうがいい。人がやっちゃダメです」と発言し、その言い草に共演者は爆笑する。
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■1番難しかったのは…
『THE W』は女性芸人であることが唯一の出場条件で、ネタをする人数を問わず、芸風も自由。決勝ではピン芸人やコンビだけでなく、ぼる塾のような4人組も登場し、ネタの形式も漫才とコントが入り混じった。
決勝のファーストラウンドはファイナリスト12組を3ブロックに分け、1対1の勝ち残り戦を行ったが、野田は「最初の1組目が1番ムズくて。あの時点で疲れちゃって」と、Aブロック最初の対戦となったピン芸人・まいあんつとお笑いコンビ・はるかぜに告ぐの審査が難しかったと話す。
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■異なる芸風の対決
ピンのまいあんつは童話のシンデレラを演じつつ頻繁にギャグを連発。ステージを大きく動き回るパフォーマンスも特徴的だ。対するはるかぜに告ぐは、ボケの一色といろとツッコミのとんずによるしゃべくり漫才を繰り広げ、まったく異なる芸風の2組による対決だった。
野田は、「もう違うじゃん。まいあんつはまいあんつの良さがあるし、ギャグ羅列という面白さがあるし。で、はるかぜに告ぐは、あのちゃんとした漫才を(芸歴)1年目からやってるっていう要素があって。もう審査がぐちゃぐちゃなんすよ」と、混迷を極めた対決の判定が困難だったことを伝えている。
ちなみに、野田はまいあんつに投票したが、審査員6人と国民投票1票分による結果で3対4となり、はるかぜに告ぐが勝利した。
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■審査の難しさに共感も
番組のリスナーからは、「THE Wの審査の感想面白すぎる(笑)」「もうAIに任せたほうが良い(笑)」「『THE W』の審査員は人間には無理って話、超よかった!」と、本音を語った野田に反響が集まった。
「まいあんつ vs はるかぜに告ぐは1番難しかった」「評価ムズいよなぁ」と審査の難しさに共感するリスナーも見られる。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)