近藤健介は「三冠王獲得の期待もあった」 落合博満氏がタイトル獲得を称賛
落合博満氏が福岡ソフトバンクホークス・近藤健介の成績を称賛。なかでも評価が高かったのは…。
元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏が、自身のYouTubeチャンネルで2023年シーズンにホームラン王、打点王、最高出塁率のタイトルを獲得した福岡ソフトバンクホークス・近藤健介選手を称賛した。
■近藤選手がホームラン王
2023年にパシフィック・リーグのタイトルを獲得した選手について落合氏がコメントした今回の動画。
スタッフから近藤選手と東北楽天ゴールデンイーグルス・浅村栄斗選手、千葉ロッテマリーンズのグレゴリー・ポランコ選手が26本でホームランを獲得したことが紹介される。
落合氏は「その年の1番というのは価値があるんでね。 近藤は打率を抜けば、もしかしたら三冠王になれるのではないかという期待もあった」と語った。
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■三冠王も期待していた
近藤選手について落合氏は「ロッテの最終戦で最後の打席にホームランを打って、26本のタイトルに絡んだっていうのは、勝負強いというところもあるだろうし、たいしたもんですよ」と称賛する。
スタッフが「(打点王と)二冠王ですからね。私も三冠をとるのかなと思っていました」と語ると、3度の三冠王を獲得した落合氏も「話題にはあまりならなかったけども、期待は持てましたね」とコメントした。
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■最高出塁率を評価
さらに近藤選手が最高出塁率のタイトルをとったことを指摘されると落合氏は「最高出塁率は結構価値があるんでね、打率よりも何回塁に出たかという」と語る。
続けて「あまりクローズアップされないけども、 俺のなかでは最高出塁率というのは結構高い位置での評価なんでね。非常に良かったと思いますよ」と話していた。
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■前年8本から大幅アップ
近藤選手は2022年オフにフリーエージェント宣言し、北海道日本ハムファイターズから福岡ソフトバンクホークスに移籍。
2023年はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場し世界一に貢献する。ペナントレースでは前半こそ苦しんだものの、中盤以降は調子を取り戻す。
同選手は昨シーズンのホームラン数は8本。飛躍的に長打力を向上させ、初のホームラン王と打点王を獲得した。