約半数の人が抱いている感情 「あんなふうになれたらいいな」と思う存在とは
大谷翔平選手の「憧れ」にまつわる名言は、2023年の流行語大賞にノミネートされている。
生き方や考え方に影響を受けるほどの憧れの人に出会ったことはあるだろうか。
■こんなふうになりたいと憧れている人がいる
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で56.0%の人が「こんなふうになりたいと憧れている人がいる」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は54.5%、女性は57.5%という結果になっている。
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■仕事ができる上に面倒見が良い上司
編集部が話を聞いた40代の男性は、「月並みかもしれませんが、職場の上司に憧れています。仕事ができる上に面倒見が良くて、新人の頃はたくさん助けてもらいました」と述べた。
切羽詰まった業務でも落ち着いて相談に乗ってくれ、的確なアドバイスとサポートをしてくれる頼もしい上司だそうで、彼自身も上司を見習って後輩や部下に安心感を与えられるよう心掛けるようになったという。
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■バレエスクールの先生が憧れの存在
バレエを習っているという20代の女性は、「小学校の頃からバレエを習っているのですが、スクールの先生がとても美しくて素敵な人で、出会った頃からずっと憧れの存在です」と述べた。
スタイルや演技はもちろん、普段の所作や物腰もとても洗練されていて素敵だそうで、「あんな女性になれたらいいな」と思いながら、日頃から自分の身のこなしや姿勢にも気をつけているという。
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■大谷選手の名言「憧れるのをやめましょう」
憧れと言えば、メジャーリーガーの大谷翔平選手がWBCで米国との決勝戦の際に発した「憧れるのをやめましょう」という言葉が、「現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にノミネートされた。惜しくも大賞は逃したが、今年多くの人の心に残った言葉の1つだろう。
憧れを胸に目標を持って努力するのは素晴らしいことだ。今年一年を振り返り、少しでも目標に近づけたという人も、いまひとつだったという人も、いつの日か大谷選手の言葉のように、自らがその憧れを越えていけるよう、目標を見失わずに新たな年へ向かっていけることを願う。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)