濱家隆一、『M−1』は「準決勝が1番おもろい」理由を力説 「ほんまのこと言うと…」
かまいたち・濱家隆一が、山内健司とともに出場した『M−1グランプリ』を振り返る。準決勝の待ち時間や、緊張しなかったステージについて明かした。
お笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一が17日、コンビのYouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』に出演。漫才師No.1決定戦『M−1グランプリ』の面白さを出場者目線で語った。
■濱家「ほんまのこと言うと…」
濱家は山内健司とのコンビ・かまいたちとして2015年から19年まで『M−1』に出場。出場したすべての大会で準決勝以上に進み、17年からは3年連続で決勝戦でネタを披露。芸歴制限によるラストイヤーが来た19年では準優勝に輝いた。
濱家は「もちろん決勝もめっちゃおもろいねんけど、ほんまのこと言うと準決勝が1番おもろいかもな。やってた側からすると」と話す。
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■準決勝が面白い理由
準決勝が1番面白みがあった理由として「(勝てば)決勝に残れたっていうのがあるやん。でも準決勝で落ちるってなんーにもないから、ほんまになんにもない」と説明。
ファイナリストとそれ以外の芸人には大きな差があると感じており、その分かれ目となる準決勝に気分の高まりを感じたようだ。
「1番仕上げてる状態の、しかもそれが30組も」集まる準決勝の凄さを語り、スタッフから「通常の寄席とは違う緊張感だったりがあるっていうことですね」と言われ、うなずいていた。
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■待ち時間にしていたこと
さらに、濱家は準決勝の待ち時間のことについても語る。
「自分らの出番終わってからもずーっと人の(ネタを)見て『俺らよりどうやったかな… こうやったかな…』みたいな、こう考えてたけど」と、結果発表までに他の芸人のネタを見てあれこれと思案していたそう。
しかし、「体に悪いからさ、それ。ラスト2回ぐらいは見なかった。自分らのネタ合わせして、自分らの出番来るまでのネタも見いひんし、自分らの出番終わってからもすぐ外出て」いたと明かした。
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■緊張しなかったステージも
『M−1』で緊張することもあった濱家だが、緊張せずにネタをできたときもあったという。「俺らがラストイヤーの決勝ぐらいちゃう? 緊張せえへんかったん」と、準優勝を果たした19年大会の決勝戦を挙げる。
「もう終わりやから。どっちみち。優勝してもせんでも終わりやから、っていうのがあったから緊張せえへんかったけど」と、当時の心境を伝えている。