松本若菜、『どうする家康』こだわりの“老けメイク”公開 「どうしても老けさせたくて」
NHK大河ドラマ『どうする家康』で阿茶局を演じた松本若菜が、こだわったという“老けメイク”を公開。主演を務めた松本潤との秘話も明かしている。
女優・松本若菜が20日、公式インスタグラムを更新。17日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ『どうする家康』について振り返り、こだわりの“老けメイク”について語った。
■役の「厚みを持たせたい」
同作で、武芸をたしなみ、家康が数々の戦にも同行させた、美しく才覚もある側室・阿茶局を演じた松本。
家康を演じた松本潤や、本田正信役の松山ケンイチらと劇中衣装で並んでいるショットを投稿すると、阿茶局について「才覚もあり武にも秀でいて、側室でもありながら側近でもある家康に戦に同行することを認められた女性。彼女もまた幾度も辛い経験をしています。今回のどうする家康では描かれていませんが、そういったバックボーンも含めて役の厚みを持たせたいと思いながら演じていました」とつづる。
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■「この手が大好きです」
さらに、シミやシワの老けメイクを施した左手のショットも公開し、「みなさんと一緒に作り上げた阿茶は家康亡き後も秀忠の後見役を任せられ、その後もまだまだ色々なことを成し遂げます。なので、最終回もおばあちゃんにしすぎるのはやめようと話し合いました。ただ、手をどうしても老けさせたくてお願いしました。それが3枚目の写真です」と説明。
「私はこの手が大好きです。家康の最後を看取ったうちの一人。ドラマの中での正信のように、最期、家康と手を重ねたかもしれません。この手で安寧を願い続けた家康の想いを引き継ぐべく、この後も21年生き続けます。阿茶として生きれて光栄でした」と思いを馳せた。
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■松本潤の両頬を…
主演を務めた松本潤に向けて、「そして、殿。本当にお疲れ様でした。あなたの背中を間近で見れてたくさん学びました。幸せでした」とメッセージを送る。
「そして、もしかしたら殿の人生で初だったかもしれない両頬ビンタをしたことは(本編ではカットされていました。※アドリブではありません。台本にしっかりと書かれていました笑)決して忘れません。私の武勇伝となりました。テストも入れて多分5回はパチンとしました。何かわからないけどありがとうございました」と、“秘話”も明かしている。
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■「すごい作り込み」「素敵でした」の声
松本のこだわりが伝わる老けメイクに、ファンからは「手の老け加減、すごいと思いました!」「3枚目のメイクすごすぎます…」「すごい作り込みですね」「歳を重ねた手、殿の手と共に素敵でした」といった声が。
また、カットされたという“ビンタ”に「両頬ビンタ! 見たかったです」「殿への両頬ビンタ!? 観たかったです」「両頬ビンタ! カットは残念です」「ぜひオンエアで見たかったです」と残念がるコメントも寄せられている。