微糖コーヒーはぶっちゃけ「甘すぎる」のか 3割超の回答が予想外すぎる結果に…
缶コーヒーのジャンルとして完全に定着した「微糖」だが、果たして世の人々はどのような印象を抱いているのだろうか。
「ブラックコーヒーが苦手」という人に重宝するのが「微糖コーヒー」の存在。一方で「微糖でも十分甘すぎる」という意見の持ち主がいるのも事実である。
そこで今回は世のネットユーザーに、「微糖コーヒー」に関する忌憚のない意見を聞いてみることに。
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■微糖コーヒー、どんな印象がある?
全国の10〜60代の男女808名を対象として「コーヒーの微糖」に抱いたイメージを尋ねてみる。
その結果、全体の55.1%が「甘い」と感じていると判明。次いで多い回答が「甘くない」(32.1%)で、最も少ないのは「甘すぎる」(12.9%)であった。
つまり、全体の約7割が微糖コーヒーを「甘い」と認識しているのだ。もちろんブランドごとの個体差はあると思うが、そもそも微糖コーヒーはどのような経緯で開発されたのだろうか。
こちらの疑問をめぐり、大人気缶コーヒーブランド・BOSSを展開する「サントリー食品インターナショナル株式会社」に取材を打診することに。
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■「微糖」にも多数のバリエーションが
BOSSの「贅沢微糖」シリーズは、2007年より発売開始。
その魅力について、サントリー担当者は「微糖タイプは程よいミルク感と甘み、そして力強いコーヒー感の味わいを求めるお客様に支持頂いています」と説明する。
さらに「同じ微糖タイプと言ってもお客様の嗜好は常に変化しており、それは焙煎・抽出・ブレンドの違いにより千差万別となります」「そのため、ターゲットとなるお客様や時代、働き方の変化に合わせて味わいは都度見直し、作り分けて提案をしております」と、開発の舞台裏を明かしてくれたのだ。
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■「コーヒー」と聞いてイメージする味は?
誕生から16年が経過した現在、BOSSの「微糖」はひとつのジャンルとして確立している。
サントリー担当者も「微糖はブラックと並んで、缶コーヒーの大きなカテゴリーに成長しております」「定番の『ボス贅沢微糖』はもちろん、季節ごとに展開される期間限定の微糖商品も是非楽しんで頂ければと思います」と、太鼓判を押していたのだった。
なお今回のアンケート調査結果に対しては、「(微糖は)甘くない」という回答が一定数あったことに注目している模様。
「コーヒーという飲み物は少し特殊で、コーヒーと聞いて『甘い』と想起される方もいらっしゃれば『甘くない』と想起される方もいらっしゃいます」「お客様それぞれでコーヒーに期待する味わいが大きく異なる中で、どちらのご期待にも沿えそうな『微糖』というカテゴリーはやはり受け皿が広く、その分奥深いなと感じます」と、微糖の魅力について、改めてコメントしてくれた。
「甘ったるい」とも「苦い」とも異なる「微糖」は、まさに痒いところに手が届く唯一無二の味。これまで敬遠していたという人も、ぜひBOSSの微糖シリーズを手にとってみてほしい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ 取材協力/サントリー食品インターナショナル)
対象:全国10代~60代男女808名 (有効回答数)
※四捨五入の関係で、合計が合わない場合がある