8割以上の人が縁起のいい初夢を見ていた 「正月に吉夢を見られて気分が良かった」
元日の夜、もしくは2日の夜に見る夢を初夢と呼んでいるようだ。
「一富士二鷹三茄子」と、子供の頃から呪文のように唱えていた初夢の縁起もの。実際に縁起のいい初夢を見たことがあるという人はどのくらいいるのだろうか。
■縁起のいい初夢を見たことがある
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女968名を対象に実施した調査では、全体で83.6%の人が「縁起のいい初夢を見たことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は75.5%、女性は91.4%という結果になっている。
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■家の駐車場に蛇がいる夢
編集部が話しを聞いた30代の男性は、「流石に、富士山とか茄子の夢ではないですが、吉夢だと言われている蛇の夢を見たことがあります」と述べた。
家の駐車場に蛇がいる夢で、近づいても全然動かないのでどうしようかなと頭を悩ませているうちに目が覚めたのか、そこで夢の記憶は途切れているという。蛇の夢は、一般的に財運アップの吉夢とされているようなので、初夢のタイミングで見られて気分が良かったそうだ。
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■「一富士二鷹三茄子」には続きがあった
縁起のいい初夢と言えば「一富士二鷹三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)」だが、その起源には諸説あるようだ。富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」を掛けているとする説、徳川家康が富士山、鷹狩り、初物のなすを好んだことによるとする説、徳川家縁の地である駿河で高いと言えば富士山、愛鷹山、初物の茄子の値段だったことに由来するという説など、どれもなるほどと頷いてしまうものばかりだ。
そして、これには「四扇(しおうぎ)五煙草(ごたばこ)六座頭(ろくざとう)」という続きがある。一説には、一富士二鷹三茄子と対応しており、富士と扇は末広がりで子孫や商売などの繁栄を、鷹と煙草の煙は空高く昇っていくので運気上昇を、座頭は頭髪を剃っていたことから、茄子と座頭は“毛がない=怪我ない”ので家内安全を意味しているという。
縁起がいいと言われても、なかなか夢で見ることがなさそうなものばかりだが、見るとしたらどのような展開なのだろうかと思わず想像をめぐらせてしまう…。
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■初夢はいつ見る夢のこと?
そもそも、初夢とは“新年を迎えて最初に見る夢”のことを指すわけだが、いったい、いつ見る夢のことを言うのか。「大晦日の夜から元日の朝」「元日の夜から2日朝」「2日夜から3日朝」などの説があるが、大晦日の夜は眠らずに新年を迎える人も多いことから、一般的には元日の夜、もしくは2日の夜に見る夢を初夢と呼んでいるようだ。
富士山や茄子の夢ではなくとも、蛇のように吉夢とされているものを見ることで、何か良いことが待っているような明るい気持ちになるだろう。家族や友人と楽しい時を過ごして夜更かししがちな時期ではあるが、しっかりと睡眠をとり、ぜひとも縁起のいい初夢で一年をスタートさせたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女968名 (有効回答数)