ふかわりょう、危険行為を呼ぶ地震報道に疑問 「今後の課題にしてほしい」
ふかわりょうが災害時に危険を呼びかけながら、同時に視聴者による撮影を助長するような報道に対して苦言を述べる。意見に「同感です」と共感の声が集まった。
お笑いタレントのふかわりょうが、自身の公式X(旧・ツイッター)を更新。災害のときに危険を呼びかねない報道方法に疑問を投げかけた。
■能登半島が震源の地震が発生
1日午後4時10分ごろ、能登半島を震源とするマグニチュード7.6を記録した「令和6年能登半島地震」が発生。津波警報は2日午前10時にすべて解除されたものの、震源となった石川県を中心に今もなお余震活動が続いている。
地震直後には輪島1メートル20センチ以上を記録するなど各地で高い津波も発生しており、2011年に起きた東日本大震災の教訓もありNHKが大きな声で叫ぶように強い呼びかけをおこなったことなどがSNSでも話題になっていた。
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■危ない撮影の助長を指摘
ふかわは「『海岸へは絶対に近づかないでください』と警告した後に、視聴者撮影による海岸付近の映像を使用してしまうと、番組が、海へ近づくことを容認することになり、命を守る行為よりも撮影を助長する構図になってしまうので、今後の課題にしてほしい。犠牲を最小限にするために」と指摘。
せっかく危険な場所に近づかないように呼び掛けたのに、同時に危険な場所に近づくキッカケも与えていることを残念がった。
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■指摘された矛盾に共感
ふかわの指摘に「それめっちゃ思いました」「同感です」「確かに矛盾していますね!」「まったく同じことを自分もポストしました」といった共感の声が集まった。
ほかにも「ふかわさんの着眼点ものすごく好きです」と、ふかわの意見に好感を寄せる声もあった。