家で作れる「限界素ラーメン」が沁みる… 昔懐かしのスープがたまらない

武島たけしの極み飯で紹介していた「限界素ラーメン」が激ウマ。包丁すら使わず本格中華そばが味わえる。

2024/01/05 09:00


日本の三大国民食にも入るラーメン。全国各地のご当地ラーメンは、それぞれ素材や味にこだわった逸品ばかりだ。自宅でラーメンを食べたくても、スープの出汁を取るのはなかなか大変と思う人も多い。

しかし、料理系YouTuberの武島たけしが紹介する「限界素ラーメン」では、シンプルな材料を使って昔ながらの中華そばが簡単に作れるという。早速、麺好きの記者が試してみた。


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■出汁の食材はシンプル

限界素ラーメン

材料はたったこれだけ。

煮干し:20g
昆布:5cmほど
水:450ml
しょうゆ:大さじ1.5
黒こしょう(お好みで):適量
麺:1玉

昆布がない場合は、味の素を2、3振りでもOK。昆布と同じ旨みを加えられる。豚骨や鶏ガラ、香味野菜などは一切使わない。

限界素ラーメン

また、麺はなんでもいいが細麺の方がスープによく絡む。今回はこちらの生麺を使用する。


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■スープの煮出し時間は10分

限界素ラーメン

鍋に水と昆布を入れておく。そして、煮干しの下処理をおこなおう。煮干しは、頭とはらわたを取る。まず頭を取ったら、煮干しの背中側から身の部分を半分にする。中に黒いわたが入っているのでそれを取り出そう。このひと手間をおこなうことで、短時間の煮込みでも煮干しの旨みを引き出せるうえ、苦味や臭みを抑えられる。

限界素ラーメン

頭とはらわた以外を鍋に加えて、30分ほど置いておく。

限界素ラーメン

スープを火にかけ、沸いてきたら弱火で10分煮出す。アクが出てきたら取り除こう。同時に、器にしょうゆを入れ、麺を茹でるお湯を沸かしておく。スープを10分間煮出したときに、麺が茹で上がっているのが理想なので、タイミングを見ながら同時進行で調理してほしい。

限界素ラーメン

スープをこしながら器に入れて、湯切りした麺を加える。黒こしょうを振って完成。


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■五臓六腑に沁みわたる味…

限界素ラーメン

クリアなすっきりとしたスープだが、煮干しのコクと香り、昆布の旨みが効いた味。昔ながらの中華そばを思い出す。たった10分煮出しただけとは思えない。ツルっとした麺との相性もよく、するする食べられる。

コテコテの背脂が浮いたラーメンもいいが、これは油を一切使っていないのでダイエット中でもいける。あっさりしているので毎日でも食べたい味。シンプルだが、心身に沁みわたる1杯だった。


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■執筆者プロフィール

池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。

日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。

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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ

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