霜降り明星・粗品、競馬でゲットした2400万円を石川県に寄付 「カッコよすぎる」と反響集まる
約1億円の借金があるという霜降り明星・粗品。競馬でゲットした2,400万円を石川県の義援金として寄付し、被災者から「本当にありがとうございます」と感謝のコメントも寄せられた。
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が8日、自身のYouTubeチャンネル『粗品のロケ』を更新。競馬で2,400万円払い戻しがあったと明かし、その使い道に反響が集まった。
■借金返済のため大穴馬券を購入
粗品は動画冒頭、1億円弱の借金があると明かして「ちょっともう1撃で返さなあかんなということで、今回大穴の馬券を」と話す。競馬で大勝ちすることを狙いに馬券を購入したと伝えた。
オッズ(概算払い戻し率)で高倍率が出ている競走馬に注目し、「『誰がこんなやつ買うねん』っていう馬を1着固定にして3連単で広く買うっていうやり方ですね。例えば10番人気とか最下位人気を1着にして」などと買い方を説明した。
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■2,400万円の払い戻し金を獲得
粗品は中山競馬場、京都競馬場で6日に行われたレースのうち11レースを選び、計213万円分の馬券を購入。その中にあった中山競馬場・第4レースの3連単を的中させ、2,400万円以上の払い戻し金を獲得した。
スタッフがレースの着順を発表し、当たったことが分かった粗品は「うぇっ!?」「うわぁぁぁ!! マジ!? え! ホンマ!」「エグいエグいエグい」と叫んで歓喜する。
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■震災被害を受けた石川県に寄付
ほかのレースは外したが、大金をゲットした粗品。冒頭では借金返済に充てる考えを示していたが、「2,412万3,700円の使い道なんですが… 寄付します」と話す。
「俺が持っててもしゃあないこんなん。どうせキモい使い方して0になりますからね。こういうのは寄付したほうがええわ」との考えを明かし、能登半島地震で被害を受け、義援金を募っていた石川県に寄付。振り込み時の受付画面をスクリーンショットで見せた。
返済の予定を一転させ、「借金して募金してます」と言い、吉本興業の金融企業「よしもとファイナンス」に借金をしていた粗品は「吉本もうちょっと待っててね返すの」とお願いしている。
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■「カッコよすぎる」「泣いてしまった」
粗品の動画を見たファンからは、「全額寄付はカッコよすぎる」「2,400万当たって即募金するのえぐい」「借金あっても義援金に回すあたり漢すぎた」と反響が集まり、「泣けるぐらいカッコいいやん」「紛れもなく神回。最後ちょっと泣いてしまった」と感激したという声も上がった。
被災地のファンからもコメントが寄せられ、「能登で被災した者です。まだ体育館で生活しててストレスヤバかったですが久々に笑って感動しました。本当にありがとうございます」と感謝されている。