嵐、令和6年能登半島地震で6750万円寄付 メンバーがギャラと映画収益の全額寄付を申し出
大みそか限定でライブ映画を再上映した嵐が、収益とギャラの全額を令和6年能登半島地震の義援金として寄付。感動と称賛の声が相次いでいる。
活動休止中の嵐が9日、グループ公式X(旧・ツイッター)とインスタグラムを更新。5人連名で令和6年能登半島地震の犠牲者・被災者に追悼とお見舞いをつづり、計6,750万円の義援金寄付も発表した。
■メンバーで話し合った結論
グループはXとインスタに同じ文章を投稿。「この度の令和6年能登半島地震で犠牲になられた皆さまへ謹んでお悔やみ申し上げます。また、被害に遭われた皆さまへ心よりお見舞い申し上げます」と、犠牲者と被災者双方に寄り添うメッセージを公開した。
続けて、「いまなお大変な生活を送られている方が沢山いらっしゃると聞いております。我々も何か少しでも力になれないかと話し合い、被災地へ義援金を届けることを選びました」と寄付を発表。
最後は「1日も早く安心して生活出来る環境となることを心よりお祈りしております」と結び、投稿文の英訳も併記されたほか、メンバー5人の名前も連名でつづられた。
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■大みそか公開の映画から義援金を
義援金の詳細については、所属レコード会社・ストームレーベルズの公式サイトで発表された。嵐はこの大みそか、2021年に公開したライブ映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』を「特別興行」として、全国272館で再上映している。
サイトではこの収益と報酬について、「大みそか特別興行における弊社の全収益および嵐からの申し出によるメンバー5名の同興行における報酬の全額それぞれを含む計6,750万円を『石川県令和6年能登半島地震災害義援金』に寄付させていただきましたことをご報告いたします」と公表。
上映での収益とメンバーのギャラが、メンバー自らの申し出によって全額寄付されたことが報告された。
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■心意気に感動と称賛集まる
投稿にはX・インスタともに、すぐさま万単位の「いいね」が殺到。「お休みしてる中こういうふうに5人連名で動いてくれた事がどれだけ嬉しいか」「大みそかに映画を観に行ったことを役に立ててもらえてうれしいです」「嵐さんの思いはきっと被災地の方たちの力となると思います」など、称賛や感動が多数寄せられている。
活動休止中ながら、被災地にしっかりと寄り添った嵐。被災者の中には、活動再開を願うファンも多いことだろう。