菊地凛子、『ブギウギ』で見せつけたプロの演技 歌唱シーンに「心が震えて号泣してしまいました」の声も

NHK朝ドラ『ブギウギ』で茨田りつ子を演じる菊地凛子が見せた圧巻の演技に、「まるで本物の淡谷のり子のよう」「我々現役を知る世代は驚きました」との声が上がっている。

2024/01/10 12:30


NHK

10日放送のNHK連続テレビ小説ブギウギ』にて、スズ子(趣里)のライバルである歌手の茨田りつ子役を演じる女優・菊地凛子が見せた圧巻の演技に感動する人が続出している。



■心に傷を負ったりつ子

終戦から3か月、劇場が再開しスズ子たちは久しぶりの公演をすることに。

慰問先で戦地へ向かう若い特攻隊員へ歌ったときのことが忘れられず心に傷を負っていたりつ子(菊地)は、楽屋で会ったスズ子に胸の内を明かす。


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■スズ子がりつ子にかけた言葉

「私の歌に背中を押されて、あの子達は死んでいったかもしれない。悔しかったわ。だって、歌は…人を生かすために歌うもんでしょ!」というりつ子に「ほんなら、これからは…ワテらの歌で生かさな」と言葉をかけるスズ子。

「今がどん底やったら、あとはようなるだけですもんね。歌えば歌うだけ、みんな元気になるはずや! 上手くやれるかやなんて、一旦置くわ。ワテは好きに歌う。ほんでお客さん全員、片っ端から元気にしたる!」と意気込みを見せた。


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■魂のこもった歌を披露

スズ子を見つめ、その言葉に黙って耳を傾けていたりつ子はスズ子が楽屋を去ったあと、意を決したような表情で一息つく。

そして舞台袖でスズ子も見守るなか『別れのブルース』を歌唱。特攻隊員たちの顔や言葉を回顧しながら会場いっぱいに声を響かせる。

慰問の際、特攻隊員たちから「勇気づけられました」「もう思い残すことはありません」「晴れ晴れと逝けます」などと礼を言われ号泣したりつ子。魂のこもった歌に観客やスズ子は涙を流し、歌い上げたりつ子は笑顔を見せた。


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■「まるで本物」「心が震えて号泣」

菊地の圧巻の演技に「茨田りつ子は今までは至極淡々と歌っていたけど今日は歌に血が通っていて、まるで本物の淡谷のり子のようだった」「すごい、まるで淡谷のり子さんが乗り移ったかのような歌唱」「我々現役を知る世代は驚きました」などとりつ子のモデルであり、“ブルースの女王”とも呼ばれた淡谷のり子さんを彷彿とする人が続出。

また、「菊地凛子さん、単なる物まねで寄せてるのではなく淡谷のり子さんの魂のようなものも表現してるように感じた。言葉も歌も」「言葉少ないけど表情や歌からすごい感情が流れてくる」などとその表現力にも絶賛の声が相次いでおり、「朝から涙が止まらんかった」「心が震えて号泣してしまいました」と涙を流した人も多かったようだ。

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(文/Sirabee 編集部・今井のか

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