『ワイドナショー』出演がなくなった松本人志 6割が「記者会見してほしい」
公式Xでは『ワイドナショー出まーす』と投稿していたがその後、出演しないことに。記者会見を求める人の割合は…。
昨年末に『週刊文春』が女性の性被害を訴えた報道を受け、8日、所属事務所である吉本興業の公式サイトで突如発表された、ダウンタウン・松本人志の芸能活動休止。冠番組も数多く、テレビ局や関係者は対応に追われているようだ。
■『ワイドナ』出演も二転三転
松本自身の対応も、二転三転した。事務所が活動休止を発表した8日、松本は自身の公式Xで、「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と投稿。
これに対しては、有識者だけでなくメディアからも「公共の電波の私的利用ではないか」と疑問の声が殺到。
そうした批判を受けてか、翌日、「ご挨拶のため。顔見せ程度ですよ」と投稿した松本だったが、フジテレビと吉本興業との協議の結果、『ワイドナショー』への出演は見送られることとなった。
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■記者会見をすべき?
仮に『ワイドナショー』で松本が釈明した場合、完全に自分のホームグラウンドで自説を開陳することになり、被害者とされる女性は関与することができない。公共の電波で行うことが疑問視されたのは、そのためだ。
一方で、「それよりは、むしろ記者会見を開いたほうが…」という声も聞かれた。世間はどのように感じているのだろうか。
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■6割弱が「会見を」
Sirabee編集部が、1月9〜11日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「松本人志の記者会見」について調査したところ、「ぜひ開いてほしい」と答えた人は23.1%。
最も多い回答は、「できれば開いてほしい」の32.5%で、6割弱は記者会見を開いてほしいと考えていることがわかった。「あまり開かないでほしい」が23.4%、「絶対開かないでほしい」が21.0%だった。
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■男性のほうが会見求める
今回の調査を男女別で見ると、興味深いことがわかった。「記者会見を開いてほしい」と答えた人は、男性では58.4%なのに対して、女性では52.5%。
被害を訴えているのは女性たちであるにも関わらず、記者会見すべきと考えている人が多いのは同性である女性ではなく男性のようだ。女性のほうがお笑いファンが多いためかもしれない。
記者たちから質問の集中砲火を浴びる可能性もある記者会見だが、女性たちの声が反映されないのは『ワイドナショー』と同じ構造。
今回の調査では、会見を求める声がやや上回ったものの、「必ずしも会見を開けばよい」というものでもなさそうだ。
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(文/Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)