マクドナルドが24日からの値上げを発表、最大190円アップの商品も… 「ショック」と肩落とすファン
マクドナルドが24日から一部商品の値上げを発表。「値上げはイタイ」「ショック」「まあしょうがない」と様々な声が上がっている。
マクドナルドは12日、主力商品のビッグマック、てりやきマックバーガー、フィレオフィッシュ、ダブルチーズバーガーなど17商品に対し、24日からの値上げを公表。ネットでは「値上げは痛い」「仕方ないとはいえ、やだなぁ」「大好きなダブチ…」と悲しみの声が上がっている。
■単品は値上げ、セットは据え置き
今回の値上げは、全メニューの約1/3品目が対象になるもので、前述の商品に加え、チキンフィレオ、炙り醤油風ダブル肉厚ビーフや、「朝マック」限定のソーセージエッグマフィンなどのバーガー類がおおむね30円の値上げ(一部商品のみ20円)、チキンマックナゲット5ピースは20円、15ピースは30円、さらには炭酸ドリンクLサイズ、カフェラテなども20~30円の値上げとなる。
一方で、朝マックメニューを除くバーガー類のバリューセットは価格据え置きとしており、値上げを実施しない。
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■値上げ幅が大きい「マックデリバリー」
上記は店頭で注文した場合だ。
配達サービス「マックデリバリー」の値上げ額はそれをさらに上回っており、てりやきマックバーガーは50円、炙り醤油風ダブル肉厚ビーフは70円、オフィスでのランチタイムやファミリー層向けのデリ得3人用セットは3,240円から3,430円と190円の値上げとなった。
注目すべきは、店頭購入、マックデリバリーいずれも単品での「炭酸ドリンクLサイズ」が値上げになったことだ。コカ・コーラ、スプライト、ファンタ類などがその対象になり、カフェ利用していたファンにとっては痛手だ。
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■過去4年で5回の値上げ
マクドナルドは、経緯について「原材料価格の高騰や人件費、賃料、物流費、エネルギーコストなどの上昇、および為替変動による影響が長期化していること」と説明する。
同社では今回のリリースを含めると過去4年間で合計5回の値上げを行ってきたが、モスバーガーも2023年3月に10円~50円の値上げ、バーガーキングも同時期にバーガー類は2%~8%、単品メニューは6%~25%という大規模な値上げを行っており、原材料費の高騰やもろもろのコスト増が外食産業全体をいかに圧迫しているかがわかる。
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■ショックの声の一方、理解示すファンも
ネットではマクドナルドの値上げを知り、「ショック…」「マクドがだんだん高級店になってきてる…」「値上げはイタイなぁ」と嘆く声が相次いでいるほか、「他チェーンに行く」とこぼすユーザーも。
一方で、昨今相次ぐ外食産業の値上げラッシュを鑑み、「致し方ない」「まあしょうがない」「人件費も上がり原材料も高騰。そりゃ値上がりが続きますよね」と、理解を示すユーザーも散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)