ヤバイTシャツ屋さん&打首獄門同好会、ライブハウスでの痴漢行為に怒り 「遠慮せずに声をあげて」呼びかけ
ヤバイTシャツ屋さん・こやまたくやと、打首獄門同好会が、ライブハウスでの痴漢行為に怒りを訴え、被害に遭った場合には助けを求めるように呼びかけ。対策法についても紹介した。
ロックバンド・打首獄門同好会と、ヤバイTシャツ屋さんのこやまたくやが14日、それぞれ公式X(旧・ツイッター)を更新。ライブハウスでの痴漢行為に怒りを訴え、対策法ついても呼びかけている。
■ファンの痴漢被害に「悔しい」
こやまは、女性ファンがライブ中に痴漢被害に遭っていたことに言及し「『痴漢をするな』こんな当たり前のことを今更言わないといけないのが悔しい」と投稿。
「そんなことをする奴が、ライブハウスに、自分たちのツアーに、来ていたことが悲しいし受け入れ難いことなのだけど、実際にいたのだからもう許せません。そんな奴は絶対にライブハウスに来る資格がありません」と怒りをつづった。
被害に遭ったファンが、ライブを中断させてはいけないと考え、その場ですぐに声をあげられなかったことから、「遠慮せずに声をあげてください。演奏を止めてもらってもMC中でも、僕らは全く問題ありません。周りの人や、スタッフに声をかけてください」と呼びかけた。
この投稿から、Xでは常に大音量のライブハウスでは声を出すのが難しいとして、世界共通の「助けて」を意味するハンドサインをする案も寄せられるなど話題となった。
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■「遠慮とか一切しなくていい」
これを受け、打首獄門同好会の公式Xも、「ライブ中に痴漢にあったらもうライブ止めても良いので助けを求めてください」と注意喚起。
ライブ中は大勢のファンが手を挙げているため、ハンドサインも気付かれにくいとして、「取り急ぎウチではそういう場合『スマホを上に掲げる』をやってみてください」と提案。同バンドのライブは原則撮影禁止のため、スマホを手にすることで目立って気付かれやすくなることに触れ、「すべて事情が伝わらなくとも『なんか様子がおかしい』第三者にこう思ってもらえるのが、初手として有効なはずです」と訴える。
また、スマートフォンや貴重品をロッカーに入れておきたい場合には、「代わりになんか小型のライトとかポケットに持っておくとかでいいと思うよ」とのアイデアも紹介。
「バンドマン大勢、真剣に腹立ててるよ。だからホント、助けを求めるのに遠慮とか一切しなくていいからね」と改めて強調した。
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■「抑止力につながる」の声
これにこやまも反応し、「『何かあったらスマホを掲げる』というアイデア、賢い…。簡易的だけど画像を作ったので、お守り代わりに保存しておいて!」と、赤地に黄色い文字で「SOS」と書かれた緊急用の画像を公開している。
ファンからは、「ライブやフェスで何度も痴漢にあったことあります」「ライブ中、本当によく触られます。とくにモッシュ時ごちゃごちゃとしている中、胸を堂々と触られます」「ライブで友達が痴漢されて泣き寝入りするしかなかった」と被害を訴える声が。
また、「こういう発信はどんどんしてもらいたい」「こういうポストが増えれば抑止につながると思います」「本当はこういうことをしなくて済むのが一番いいけど、対策としてすごいと思う!」といった声も寄せられている。