立浪和義監督の選手傭兵を元巨人・岡崎郁氏が疑問視　「外部から見ていて…」

岡崎郁氏と中村武志氏が中日ドラゴンズの現状をトーク。岡崎氏は中日の選手傭兵を疑問視する。

2024/01/21 00:45

元読売ジャイアンツの岡崎郁氏が元中日ドラゴンズ・中村武志氏のYouTubeチャンネルに出演。立浪和義監督の選手傭兵について語った。

中日の現状について岡崎氏は「立浪監督って、どういう野球なの？　種を巻まいている時期というのはわかるよ。だけど阿部寿樹と京田陽太をトレードに出したのは、外部から見ていてビックリしたので。あれはどうなの？　中心選手だよね」と質問する。

OBの中村氏は「いっぺんにレギュラーを2人出している。若い選手がゲームの勝ち負けになるとなかなか勝てないのかなというのはある。主力選手が抜けると、ゲームのなかで打った投げた以外のマウンドを囲んでのアドバイスとか、ロッカー内での選手同士の会話がなくなるので」と指摘した。

さらに「若い選手ばかりの会話になるし、ゲームのアドバイスもできなくなるし。あれ、なんてことないけど結構大事じゃないですか」と中村氏は語る。

岡崎氏が「なんてことなくないよ。すごく大事だよ」と同調すると、中村氏は「高橋周平も思うように出られなくて、本当に若いメンバーで。その選手たちは絶対に成長するとは思うんですけど。勝つ負けるなかでの経験がないので。いっぺんに抜けちゃって、そこがちょっと」とコメントした。

話を聞いた岡崎氏は「育成をするというのはすごく聞こえがいいけど、1軍というのは育てる場所じゃないよな。ファームじゃない、勝負をする場所だと思う」と力説する。

そのうえで「1軍レベルの能力を持った選手がプレーをする場所。お金を取る場所だから。もうしわけないけど、すごく失礼な言い方かもしれないけど、俺、中日のショートとセカンドのレギュラーは名前を知らないもん。わかるよね、OBだから」と持論を展開。

中村氏は「いやあ、まあショートは龍空なのか。セカンドは固定されていませんよね。若い選手が出ています」とコメントした。