ヤケクソ価格に値下げした300円のおせち、中身にギョッとするも… 「予想外の正体」で二度驚く

シーズンを過ぎ、10分の1価格にまで値下げされたおせち。迷わず買ったユーザーの発見した「思わぬ正体」に、ツッコミが相次いでいる。

2024/02/05 04:45



■商品の「販売コーナー」に驚き

おせち購入の経緯について、たんぽさんは「いつも通りスーパーへ冷食やアイスを買い出しに行ったら、見慣れない値引きシールを発見し、あまりの値引き額に『ワンチャン、バズる!』と感じ、衝動買いしました」と振り返る。

こちらの商品は「ペット用品」でなく、「アイスクリーム・冷凍食品」コーナーの冷凍ケース内にあったという。

なお、購入後は「自分が『ワンちゃん』だったか…」と絶望したが、おせちはしっかり食べたとのこと。「薄いけど、素材本来の味がして美味しかったです」と、なんとも微笑ましいコメントが得られたのだった。


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■このおせち、そんなに前から売ってたのか…

話題の商品「コミフデリ招福おせち」が販売開始となったのは、2010年頃のこと。

コミフデリ招福おせち

その開発経緯について、ホットドッグ担当者は「当社で事業展開しているカフェのお客様より『誕生日以外にもペットと一緒にイベントを楽しみたい』というご要望を受け、開発に着手しました」「その後はおせち以外にも、ハロウィン商品や恵方巻等を開発しております」と、説明している。

なお、商品名にもあるブランド名「コミフ」は、コミュニケーションとフードを掛け合わせた造語。「人とペットが一緒に楽しめる(食べられる)食品」をブランドコンセプトに掲げているように、じつは件のおせちは「ペットフード」でなく、食品衛生法に準拠した由緒正しき「食品」扱いの商品になるのだ。

担当者は「犬(猫)が食べられない食材は使用しておりません。また、調味料や添加物を極力抑えたレシピとしております」とも補足しており、その徹底ぶりに驚いた人もいるだろう。

前出のように「人とペットが一緒に食べられる」というコンセプトこそ、同ブランド最大の強み。担当者は「商品の品質も人用食品であり、衛生管理等が厳格であることも強みです」「20年ほどペットの冷凍食品を提供しており、国内ではパイオニアであると自負しております」と、太鼓判を押している。

じつは今回、X上で自社商品がバズっていたのを認識していた模様。前出のポストをきっかけにコミフへの興味を抱いた人々に向け、担当者は「当社は『食を通じて豊かなペットライフを提供する』ことを企業理念としており、ペットとの生活を楽しく・美味しくサポートできればと考えております」とのコメントを寄せてくれた。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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