大雪の事故映像で“タイヤチェーンの間違ったつけ方”が話題 「過信するな」厳しい指摘も
普段積雪のない地域ではあまり馴染みがないタイヤチェーン。せっかく大雪対策で準備をしていても、正しく装着していなければ効果が得られないことに…。
関東甲信で大雪となった5日、X(旧・ツイッター)では、自動車のタイヤチェーンの装着位置が話題となった。
■スリップ事故などが相次ぐ
5日は南岸低気圧の影響から関東甲信で雪となり、一時は東京23区にも大雪警報が発令された。
5日から6日にかけて、神奈川県内や東京都内、埼玉県内などでは、積雪や路面凍結の影響とみられるスリップ事故などが相次いでいる。
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■タイヤチェーンを装着したが…
そんな中、ニュース番組では、車が雪の坂道でスタックし、立ち往生している模様を伝えた。ドライバーは布製のタイヤチェーンを購入して装着していたものの、車は動かず、JAF(日本自動車連盟)に救援を要請して到着を待っていた。
Xでは、この映像を見たユーザーから「なんで後輪にチェーンつけとんねん?」「つける場所間違ってたら意味ない」「FF車なのに後輪につけるって…」と指摘が続出した。
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■正しい装着位置は?
普段、積雪のない地域に住んでいると、タイヤチェーンにはあまり馴染みがなく、なんとなく「後輪につけるもの」というイメージを抱いている人も…。
しかし、実際にはタイヤチェーンは「駆動輪に装着する」のが正しい使い方に。つまり前輪駆動の車の場合には前輪に装着するのが正解だ。
現在、国産の小型車では前輪駆動が普及しており、メーカーや車種によっては、取扱説明書に「タイヤチェーンは前輪に装着してください」と明記しているものもある。自分の愛車の駆動輪は確認しておいたほうがよさそうだ。