大雪の事故映像で“タイヤチェーンの間違ったつけ方”が話題 「過信するな」厳しい指摘も
普段積雪のない地域ではあまり馴染みがないタイヤチェーン。せっかく大雪対策で準備をしていても、正しく装着していなければ効果が得られないことに…。
■JAFがテスト結果を公開
JAFでは、非金属タイプのタイヤチェーンをノーマルタイヤの駆動輪につけた場合と、非駆動輪につけた場合で、雪が積もった勾配12%の坂道を登るテストと、旋回路に時速30キロで進入した場合にパイロンに沿って曲がれるかのテストを実施し、その結果を公開している。
正しく駆動輪に装着していた場合、雪の坂道でもチェーンがグリップして登りきることができたが、非駆動輪では途中でスリップして登り切れないという結果に。
また旋回路でも、駆動輪に装着した場合は、ハンドル操作に合わせてしっかり車の向きが変わり、パイロンに沿って曲がることができたが、非駆動輪の場合は走行ラインが外側に大きく膨らんだという。
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■「過信するな」の声も
Xでは、「タイヤチェーンは駆動輪に付けるのは教習所で習うはずでは…?」「自動車学校で習った」「教習でも雪道のページに書いてあった気がするけど…」との声も。また、スタックしたドライバーの車がノーマルタイヤだったことから、スタッドレスに付け替えていないことへの指摘もみられた。
ただ、「スタッドレスが万能な訳ではない」「チェーンを買ったから大丈夫、スタッドレス履いてるから大丈夫という謎の安心感に満ちたドライバーの末路。『買った、履いた』から大丈夫じゃないのよ」「スタッドレスタイヤを過信するな。スタッドレスタイヤは万能ではない」「チェーン巻いたって、スタッドレスだって、アイスバーンじゃ滑る」と注意喚起をする人も。
いずれにしても、雪が積もった場合には不要不急の外出を控え、運転せざるを得ない場合には十分な注意が必要だ。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)